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橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/7) 北総S 他4鞍

第5回中山競馬3日目(12月7日土曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「北総ステークス」(ダ1800メートル)
◎15ユーロビート
○1ダブルスター
▲14サクラブライアンス
△2オメガインベガス、5ジャンナ
 休み明け3戦目で走り頃の実力馬ユーロビートに期待。近2戦は5着、4着といずれもチャンスを逸しているが、着差は0秒5、0秒1と使うたびに詰めており決して悲観する内容ではない。そして、ついに今春破竹の3連勝で現級(金蹄S)勝ちを飾った頃のデキに近づいたのだ。となれば、もう怖いものはないし、素直に底力を信頼して大丈夫。トップハンデ57.5キロも許容範囲で能力に影響することは考えられない。今度こそ、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、ダブルスター。やはり休み明け3戦目で走り頃だし、実力的に好勝負に持ち込みそう。穴は、メンバー屈指の距離巧者、サクラブライアンス。この馬向きの力の要る良馬場で闘えそうだし、一角崩しも。

☆中山10R「幕張特別」(芝1800メートル)
◎6バロンドゥフォール
○9ダイワブレイディ
▲10シベリアンスパーブ
△1コスモバタフライ、5タマラマ
 1戦ごとに地力強化の跡を示す、バロンドゥフォールをイチ押し。前走のtvk賞3着はその証しで、上位2頭が抜けチャンスは大きく広がった。まだ底が割れていない伸び盛りの3歳馬でプラスアルファも魅力。さらに、ここまで2戦2勝と抜群のコース相性を誇る中山に舞台が替わるのもアドバンテージ。差し切りが決まる。相手は、もう1頭の3歳馬ダイワブレイディ。武器は中山向きの先行力で、前走2着の内容からも好勝負必至。穴は、このクラスの安定勢力シベリアンスパーブ。

☆中山9R「黒松賞」(芝1200メートル)
◎4タガノブルグ
○11アローズグリーム
▲13イスルギ
△6コロナプリンセス、8マイネルギャルソン
 本命に推したタガノブルグは、明日の阪神ジュベナイルFの有力候補ホウライアキコと同じ新種牡馬ヨハネスブルグを父に持つ。勢いのある血統でこれは大きな魅力だ。もう一つのセールスポイントは、終いの切れ味。メンバー最速の差し脚を爆発させ快勝した新馬戦は真骨頂。前走の秋明菊賞4着も前が残るスローな流れの中、上り33秒1と最速の差し脚を発揮し切れ者の片鱗を示している。混戦レースではこの馬の切れ味が何よりの武器になるし、期待したい。

☆中京11R「浜松ステークス」(芝1400メートル)
◎3ロードガルーダ
○4ウイングザムーン
▲9セイクレットレーヴ
△12マイネボヌール、17ネオウィズダム
 好走条件の整った、ロードガルーダでいける。とりわけ、中京1400メートルは2戦2勝を誇るエキスパートでこれはアドバンテージ。近2戦とも6着に敗退しているが、道悪馬場、出遅れる不利が重なったもので度外視して大丈夫。これが実力でないことは休養前にこのクラス(フリーウェイS)でクビ差2着が証明している。状態も右肩上がりで良くなっているし、前走比1キロ減のハンデ56キロならチャンスは十分だ。相手は、2連勝中と勢いに乗るウイングザムーンだが、実績馬のセイクレットレーヴも追い込みが決まれば一気に浮上する。

☆阪神11R「朝日チャレンジカップ」(芝1800メートル)
◎5ラウンドワールド
○8アルキメデス
▲1マイネルラクリマ
△3タマモベストプレイ、13ヒストリカル
 前走のアンドロメダSで華々しく復活を遂げた、素質馬のラウンドワールドが一気呵成に初重賞制覇を達成する。その前走はハンデ53キロの恩恵があったとはいえ、休み明け+古馬混合+道悪馬場の三重苦を克服し、ユニバーサルバンク(先週のステイヤーズS2着)に圧勝しているのだからやはり、実力は半端じゃない。1度使われて、すべての面で上積みは大きい。これで軌道に乗ったと判断できるし、ハンデ55キロなら能力全開は間違いない。差し切りが決まる。相手は、休養を挟んで3連勝中と本格化著しいアルキメデス。ハンデ頭の実力馬、マイネルラクリマも直線の坂を克服すれば好勝負に持ち込みそう。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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