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解散騒動後 饒舌になったキムタク

 日本列島に激震が走っているSMAPの解散。メンバー間の確執が取り沙汰されており、様々な憶測が飛んでいる。その中でもスーパースター・木村拓哉の言動に注目が集まっているが、1月に突如として噴出した「解散&分裂」騒動後、木村は積極的にメッセージを発信している。

 2015年大晦日に行われた「NHK紅白歌合戦」。結果的にSMAPにとって最後の紅白となってしまいそうだが、すでにこの時点で異変は起きていた。

 「記者会見では、中居、草なぎ、香取を中心にトークが繰り広げられ、3人は非常に盛り上がっていた。特に香取は笑顔を見せながら、楽しそうに話していました。しかし、木村だけは一言もしゃべらず、終始険しい表情で非常に印象に残っています」(現場にいた記者)

 この当時、まだ解散騒動が表に出ていなかったが、常連の記者たちは、ちょっとした異変を感じていた。

 そして、1月に「解散&分裂」騒動が噴出。騒動が過熱する中、SMAPメンバーの5人は1月18日に、フジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演し、謝罪。黒服で登場したメンバー。最初に口火を切ったのは木村だった。

 「今日は2016年1月18日です。先週から我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。そしてたくさんの方々に、たくさんのご心配とご迷惑をおかけしました」と謝罪。「このままの状態だとSMAPが空中分解なりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人が、しっかり顔を揃えてみなさんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、本当に勝手だったんですが、このような時間をいただきました」と説明した。その後、稲垣吾郎、香取慎吾、中居正広、草なぎ剛の順にコメント。再び最後に木村に戻り、「最後にこれから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、みなさん宜しくお願いします」と頭を下げた。この謝罪で、一番コメント量が多かったのは木村だった。

 一度はグループ存続が決定したと伝えられていたが、8月14日にSMAPの正式解散が発表。まさかの解散発表に、各方面に激震が走った。その後、メンバーは各々のラジオで、解散について謝罪した。

 メンバーは電波を利用して生の声で解散を伝えたが、この時点で公の場には誰一人として登場していなかった。そんな矢先、木村は休暇先のハワイから帰国。報道陣が殺到する中、成田空港のロビーに堂々と登場し、「本当にご心配をおかけして、本当にすみませんでした」と謝罪。「今はちょっと複雑です」と心境も語った。

 2015年の「紅白」では、一言もしゃべらなかったが、今では一番メッセージを発信している木村。一体、どのような心境の変化が起きたのか…。

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