2009年6月25日にロサンゼルスの自宅で、急性プロポフォール中毒で亡くなったマイケル、その死後、様々な商品や印税から収入を得ている。主な収入の1つに、ロンドンのO2で開催される予定だったカムバックツアーに向けたリハーサル中のマイケルにフォーカスした映画『ディス・イズ・イット』で、世界中で2億6100万ドル(約220億円)以上の利益を上げ、他に未発表曲と一緒に再発売されたマイケルの過去のアルバムなどがある。
生前は4億ドル(約330億円)の借金があったマイケル、現在ではその借金や経費のうち1億5900ドル(約130億円)が返済完了している。相続遺産からはサンタバーバラにあるネバーランドの改装工事の為にも支払いされて、またマイケルの母親と3人の子供達の生活費にもあてられた。
裁判所の書類によると、2010年6月から7月にかけての家族旅行に、遺産から11万5000ドル(約950万円)以上が支払われていた。
また、ジャクソン一家の自宅であるハーベンハーストの住宅ローンの支払いも完了しているほか、キャサリンに新しい車を購入し、自宅のリフォーム中に住んでいる高級な仮住まいの支払いも行なっている。
また、この書類にはマイケルが2006年、2007年、2008年に税金の支払いを怠っていたために、弁護士達は、是正する必要があるとも書かれている。