3歳の精鋭、トーセンレーヴに期待。
とりわけ、裸同然の斤量53キロはアドバンテージ。もちろん、実力の裏付けもある。ダービーTR・プリンシパルS(芝2000メートル)勝ちがその証明。本番はオルフェーヴルの前に、9着と返り討ちに遭っているが、ここでは大威張りできる内容だ。
また、毎日杯、ダービーTR・青葉賞を連続3着しており、実力を疑う余地はない。メンバー手薄なオープン特別なら、チャンスは十分だ。
陣営は菊花賞挑戦の選択肢があったが、名より実を取りに来たその意気込みも買える。確かに、久々(約4か月半休養)のハンデは否めないが、新馬勝ちしているように本来、仕上がりの早いタイプ。ケイコ量も豊富で久々の不安は感じないし、底力を信頼して大丈夫。
優勝請負人のピンナ騎手が、ベストパフォーマンスを披露する。
当面の相手は、重賞2勝馬、ダービー2着(09年)の格上馬、リーチザクラウン。
◎9トーセンレーヴ
○10リーチザクラウン
▲8マイネルスターリー
△1ポルカマズルカ、2トウショウウェイヴ
☆東京10R「秋嶺ステークス」(ダ2100メートル)
休み明けを1度使って、すべての面で上積みの大きい、インフィニットエアにチャンス到来。
東京コースは、〈3101〉と実績抜群だし、2100メートルも〈1100〉と、文句なし。加えて、前走比2キロ減のハンデ55キロも勝利を後押しする。
敢然と連闘で勝負をかけてきた、ラターシュが相手になる。
◎2インフィニットエア
○5ラターシュ
▲10チュウワブロッサム
△3アストレーション、9ダートムーア
☆東京8R「昇仙峡特別」(芝1800メートル)
皐月賞TR・スプリングSで、後の2冠馬オルフェーヴルと0秒2差3着と好勝負を演じた、ステラロッサをイチ押し。
菊花賞TR・神戸新聞杯は8着に終わっているが、自己条件に戻れば実力上位なのは明らか。また、東京千八メートルは初勝利を挙げたゲンの良い条件で、勝利のお膳立ては整っている。
近4走(2)(2)(1)(3)着と堅実無類の、ヒシカツジェームスが相手。
◎1ステラロッサ
○4ヒシカツジェームス
▲2ミカエルビスティー
△5アースステップ、7ベルベットロード
☆新潟11R「雷光特別」(芝1000メートル)
ここにきて地力強化の目覚ましい、トップモデルが狙い目。
初の直千競馬で54秒8と、好タイム勝ち。昇級戦の稲妻特別も同タイムの3着と好走。早くもメドを立てている。ハンデ52キロに恵まれ、チャンスは大きい。
稲妻特別2着のアフォードが強敵になる。
◎9トップモデル
○13アフォード
▲14オクルス
△5スマートムービー、7キングオブザベスト
☆京都11R「デイリー杯2歳S」(芝1600メートル)
満を持して出走する、良血馬のクラレントでいける。
厩舎が来年のクラシックを意識する逸材。出遅れを克服し、逆に0秒4差突き放した新馬戦は期待に違わぬ強さだった。こんな芸当、並みの馬ではできない。
当面の相手は、実績で一歩リードするダローネガ。
◎1クラレント
○7ダローネガ
▲8ゲンテン
△2マコトリヴァーサル、11シンゼンレンジャー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。