松本人志は「今回の不倫会見もそうなんですが、結局、何を謝っているのかよくわからない」と誰に対して謝っているのかよくわからない、昨今の不倫の謝罪会見に釈然としない様子を示す。
また、「小室さんはおっしゃっているので、男女の関係はないとしてね。結婚してていろんな事情で、離婚はしないけれども、もう“そういう関係”のない夫婦ってごまんといると思うんですよ。(性)欲みたいなものはあるわけじゃないですか?」とセックスレスでも性欲のある夫婦はどのように性欲を処理すれば良いのか語る。
さらに、「例え良くないかもしれないですけど、(結婚するということは)首輪をつけられてるみたいなことですよね? 人それぞれリードの長さって違うじゃないですか? それを一緒くたに不倫って言うのは良くないと思う」と各家庭のルールを無視して“一般論”や“常識”で抑え込もうとする風潮に疑問を呈した。
長嶋一茂は「男が不倫した場合、奥さんがもしかしたら『いいわよ、不倫して』って言う人もいるかもしれないじゃない」と松本の意見に同意しつつ、様々な考え方をする奥さんもいる可能性を示唆する。
そして、「例えば、落合(博満)さんの奥さんが『不倫なんて男がその辺で立ち小便しただけ』っていう考えの奥さんもいるわけで。それが全てではないけど、各家庭のプライベートな解釈があるんだから、不倫がとにかく良いことではないですけど、全て悪いとは僕も思わない」と夫婦関係を良好に保つための不倫もあるのではないかと語った。
他人の事情を一切鑑みず、一般論や常識で判断をする人は多くいる。そういった判断をする人の考えを改めさせなくては、日本のダイバーシティは高まっていかないだろう。