しかし、開催まで数日となった今、視聴者の間では「本当に大丈夫?」「危険はないのか?」との心配が相次いでいるという。
その要因は、現在日本列島に近づきつつある台風19号および20号の「ダブル台風」である。8月21日現在、ダブル台風は23日頃に本州に上陸。ダブル台風はそのまま本州を縦断し、『24時間テレビ』が放送される25日には北海道を抜ける進路が予測されている。
そのため、進路によっては台風がトライアスロン挑戦中のみやぞんを直撃。仮に台風が抜けたとしても台風一過による猛暑の影響なども考えられ、いくら体力派芸人のみやぞんと言えど「かなり危険なのでは」と心配する声もあるという。
現に今年の7月〜8月は日本列島全体で猛暑日が続き、歌手の松山千春が、毎年開催していた東京・日比谷野外音楽堂でのコンサートを「異常気象のため中止」と判断したほか、台風関係ではエイベックスの音楽フェス「a-nation 2018」の三重公演が中止になるなど、各所に影響を及ぼしていた。そのような出来事もあり、一部では「今年の24時間マラソンは中止になるのではないか」との予測も立っていた。
また、今回、みやぞんは走るだけではなく、自転車や水泳も行わなくてはならず、特に水泳に関してはあまり得意ではない事を告白しており、最悪の場合、台風の影響により荒ぶっている海を泳ぐという劣悪な環境を強いられる可能性すらある。
前代未聞の事態となりそうな今年の「24時間テレビ」。今年発生した数々のイベント中止例を教訓に、夏の総決算として賢明な判断が求められているのかもしれない。