この騒動は、メンバーの1人が着用していたTシャツに原子爆弾が爆発する模様がプリントされていたことから、原爆そのものを肯定しているのではないか、という批判がBTS側に向けられていた。今月13日に行われた東京ドームでの公演で、該当するTシャツを着用していたメンバーのジミンが「全世界の多くのみなさんが驚かれ、ご心配されたと思います。本当にお騒がせしました」などと発言。所属事務所も日本語版公式サイトで「当社アーティストの姿によって不快な思いを感じ得た点について心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。
出演キャンセルはそもそもTシャツを着ていたこと自体が原因か、その後、話し合いを持った上でその内容に問題があったからか、という趣旨の質問もあったが、亀山専務は「とにかく総合的に判断したということです」と話したという。
同局が肯定も否定もしなかったことで、同グループのファンからは「Mステスーパーライブ2018への出演、ありかもってこと?」と期待する声や、「もう日本のテレビに出なくても大丈夫。バンタン(BTS)には世界中のARMY(アーミー・BTSファンの愛称)がついている」と強気の発言などが上がった。
一方で、15日から3週間限定で公開されたBTSのドキュメンタリー映画「Burn The Stage:the Movie」は公開後のSNSで「空席が目立つ」という声が殺到。世界中でヒットしているとの発表もあったが、ファンは「ガラガラでびっくりした」「こんなものなの?」「お客さん少なすぎて悲しかった」と嘆いており、この問題が少なからず日本での活動に影響を与えているようにも見える。
果たして今後、BTSの日本のテレビ出演はあるのか?今後の活動に注目したい。