ブラッド・ピット、マルタの『要塞』に仮住まい

　ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー一家、かつては海賊の攻撃から住人を守ってきた『要塞』で一時住まいをしている。
　現在、ブラッドは新作ゾンビ映画『ワールド・ウォーZ』の撮影のため、6人の子供を連れアンジェリーナとマルタを仮住まいとしているが、MaltaToday.comによると一家はマルタ国内のレンディという小さな村にある『質素な18世紀の四角い要塞』のガラナ・パレスに滞在しているという。
　ガラナ・パレスとは、セント・ジョン勲爵士の1人ベイリフ・フラ・ピエトロ・フランチェスコ・ドゥ・ガラナから名付けられたもので、彼は1750年にその土地一帯を手に入れ、マルタを頻繁に攻撃していたアラブ侵略軍と海賊から防衛するために、要塞構造を取り入れて城を建設した。

　マックス・ブルックスの原作をブラッドが製作する『ワールド・ウォー・Z』の撮影は、7月から始まるとみられている。
　映画の中でブラッドは、10年前に世界中で起こったゾンビ襲撃から生き残った人々にインタビューを行うため旅をする国連職員を演じる。公開は2012年予定。