MC就任にあたり、石原は「注目のアーティストの方に、直接お話を聞くことができるぜいたくな空間でした」とコメントし、楽しく収録をした様子。これまではMCができる女優陣は限られていたが、実は女優にMCをやらせるとうまくハマる場合が多いという。
「女優さんは自分というよりも、司会という“役”になりきって進行をしていくので、経験がなくてもすんなりとできてしまう人は多いんです。滑舌がいいのもポイントですね。以前、中居正広さんが紅白で仲間由紀恵さんとともに司会を務めたことがあったのですが、中居さんは『仲間由紀恵の司会、半端ない』『完璧』と絶賛していました。中居さんも女優さんは“司会役”になれるからだと分析していて、間や相槌が完璧だと。演技派女優さんは他の分野でも飛躍しやすいようです」(芸能記者)
また、他にも共演者からMC力を買われている女優は多い。
「すっかりM-1のMCでお馴染みとなった上戸彩さんですが、きちんと立場をわきまえていると関係者から評価が高いです。M-1では今田耕司さんや他の芸人さんたちに気を遣っていて、マイクを向けるタイミングなども上手に計れています。声も通るので、大事な一言が聞き取りやすく、視聴者に不快感を与えにくいですね。また、松岡茉優さんのMCもかなり絶賛されていますよ。まず現場入りする時の雰囲気作りから完璧で、自分は違うフィールドから来た者だと理解していてかなり低姿勢。そして、収録が始まれば視聴者の意見を代弁するようなコメントを次々と展開し、共演者もやりやすいと声を揃えます。松岡さんのMC力は極楽とんぼ・加藤浩次さんやおぎやはぎさんも大絶賛しています」(前出・同)
女優が頑張りを見せることで現場もさらに明るくなりそうだ。