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亡くなった高倉健さんの作品で最も思い出に残っている映画は?

 まさに昭和を代表する俳優・高倉健さんが11月10日、悪性リンパ腫のため、亡くなった。享年83歳。高倉さんは新作映画の準備をしていたところ、体調を崩し入院し、療養中だった。

 個人事務所「高倉プロモーション」がその事実を発表したのは、同18日のこと。それから、10日以上が過ぎたが、いまだに、その死を惜しむ声がやまない。

 高倉さんはデビュー作となった56年の「電光空手打ち」から、遺作となった「あなたへ」(12年)まで、実に205本に及ぶ映画に出演している。

 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「高倉健さんが出演した映画で、思い出に残っているものは?」との意識調査を、11月18日〜28日に実施し、17万5240票(男性=77.5%、女性=22.5%)の回答があった。

 選択肢として、「Yahoo!ニュース」が16作品をチョイス。そのなかに、思い出の作品がない場合は、「その他」を選ぶ形となった。

 最も多くの票を集めたのは、やはり性別、年代層を問わず、多くの人に愛された代表作「幸せの黄色いハンカチ」で5万6089票(32.0%)を集め、全回答数の約3割を占めた。

 2位は大きく票差が開いて、「鉄道員(ぽっぽや)」で2万2710票(13.0%)。3位は「南極物語」で1万3129票(7.5%)、4位は「八甲田山」で僅差の1万3117票(7.5%)。5位は異色の作品となった「ブラック・レイン」で1万2601票(7.2%)。

 以下、6位=「網走番外地」=9214票(5.3%)、7位=「あなたへ」=8134票(4.6%)、8位=「駅 STATION」=6780票(3.9%)、9位=「遙かなる山の呼び声」=6197票(3.5%)、10位=「居酒屋兆治」=4289票(2.4%)、11位=「昭和残侠伝」=3913票(2.2%)、12位=「新幹線大爆破」=3085票(1.8%)、13位=「日本侠客伝」=1673票(1.0%)、14位=「ホタル」=1523票(0.9%)、15位=「単騎、千里を走る。」=1019票(0.6%)、16位=「四十七人の刺客」=925票(0.5%)の順となった。

 「その他」には1万842票(6.1%)が入り、「野生の証明」を推す意見が多く、「夜叉」「冬の華」「海峡」などを支持する声も多く聞かれた。

 長きにわたって、ファンに愛され続けた高倉さんの作品は、終生その心のなかに残ることだろう。

 高倉さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
(リアルライブ編集部)

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