「羊水が腐る」発言で大バッシングを受けて以来、表舞台に立つことを避けている倖田。しかし全国ツアースタートに先がけ、31日には、昨年暮れの東京ドーム公演のDVDが発売される。さらにこれまで女性誌、夕刊紙に謹慎中の彼女の姿を捕らえた写真が掲載されるなど、少しずつ復活ムードが高まってきているようだ。
さて、同誌が報じている“倖田大改造計画”ともいうべきプロジェクトの内容だが、要はエロカワ、エロカッコイイ路線から脱皮するイメージチェンジ。従来の路線を継続して、胸元や太ももを露出させていては、羊水問題を連想させ、反省がないと批判されかねないというわけだ。
なんでも、このプロジェクトでは“女を隠せ”というのが合言葉で、倖田は3週間ほど専属のスタイリストと都内のホテルの一室に篭って、エロカワ路線から純情乙女路線へのイメージチェンジを模索し続けたそうだ。
「ツアーは2カ月、18回の公演があるので、途中で新たなイメージが破綻しないように、時間をかけて検討したんでしょう」(事情通)
その中でもメイクは重要な要素で、従来のくっきり派手目のメイクからナチュラルメイクへの転換を図ったという。自ら“ワラジ顔”と表現したことがあるくらい、倖田のすっぴん顔には難があるため、一度、十分に下地作りをした上で、さらにその上から“薄化粧に見える”メイクを施すという方法を開発したらしい。
「スタッフはこれをミラクル・マジックと呼んでいるそうです」(同)
もちろん今後、彼女が歌う楽曲についても、大人っぽいバラード系が中心となる方向で、同じエイベックス所属の大塚愛の曲をカバーするという仰天プランのうわさもあるとか。
振り返ってみれば、羊水発言で大騒動が起こったころ発表していた「anytime」では曲調も肩の力を抜いた感じで、メイクや衣装もこれまでよりずいぶんナチュラルだった。騒動を受けてイメチェンを図るというよりは、イメチェン途中で騒動が起こったというのが正確かもしれない。
いずれにせよ、ツアーのチケット販売状況は、好調のようで、福岡、真駒内では追加公演も決まっている。新生・倖田來未に注目したい。