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「マロニー」役員がセクハラ逮捕

 昨年末の忘年会の2次会で、女子社員の胸や尻を触ったとして、今になって強制わいせつの容疑で会社役員が逮捕・起訴されるという事態になった。

 この事件は昨年12月、大阪府吹田市に本社のある食品会社『マロニー株式会社』の営業部門の職場忘年会が行われ、2次会のカラオケ店で起こった。男女6人のうち、この席にいた同社取締役営業部長(49)が、同席していた20代の女性社員の胸と尻を執拗に触ったとされ、被害者の女子社員の訴えで発覚したのだ。
 「女子社員は翌日すぐに直属の上司に訴えたそうですが、容疑者が役員であることや、同社の営業管理システムを構築した実力者であること、社長の肝入りでヘッドハンティングされた人物ということもあり、会社上層部は対処方法に窮したそうです。結局、警察がカラオケに同席した同僚たちの証言などを聞き取り、7月になり容疑者を逮捕、同23日、大阪地検は地裁に起訴しました。会社側の及び腰が、事態をここまで引き延ばしたのです」(府警詰め記者)

 マロニーは「溶けにくい春雨」を創業者が開発、中村玉緒のCMでもお馴染みとなった。
 「容疑者は、勢いに乗る同社の期待に応え、鍋の時期に注文が集中する商品の特性を管理する営業管理システムや生産管理システムを構築するなど、同社で実力役員の名をほしいままにしていました。縁なしの眼鏡をかけ、独特の語り口でまくし立てる実力営業部長には誰も逆らえなかった。しかし一方で、こうした強引なやり口が社員たちの反感をかき立て、今回の警察沙汰に至ったと解説する関係者もいます」(食品業界紙記者)

 酒に酔っていたとはいえ、その代償は大き過ぎた。

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