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妻の不倫現場に出くわした夫が相手男性を包丁で刺し重傷負わす

 不倫は怖い!

 大阪府警豊中南署は10月25日、同府豊中市のラブホテル駐車場で、妻と不倫相手の男性を包丁で切り付け重軽傷を負わせたとして、夫の塗装工の男(45=同市利倉西)を、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前10時15分頃、同市名神口3丁目のラブホテル駐車場で、ホテルの中から出てきた妻(44)と建設業の男性(44)を、持っていた包丁で切り付けて、ケガを負わせた疑いがある。

 同署によると、同ラブホテルの従業員から、「男が刃物を持って暴れている」と110番通報があった。

 同署員が駆け付けたところ、出入り口で男性が背中を刺され、顔など4カ所を切られていた。男性は病院に運ばれ重傷だが、命に別条はないという。一緒にいた女性(妻)も、制止しようとして左手甲を切り付けられ軽傷を負った。

 約15分後、現場から約400メートル離れた路上で、同署員がケガを負った女性の夫を発見し、身柄を確保した。

 男は「不倫に腹が立ってやった」と供述し、容疑を認めている。

 男の妻と、刺された男性の妻が知り合いで、男性の妻から、「2人が不倫していてホテルにいる」と教えられた男が、被害男性の妻と一緒にラブホテル駐車場で待機。男は出てきた2人と口論となり、男が隠し持っていた刃渡り約17センチの包丁で、2人にケガを負わせた。
(蔵元英二)

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