映画のヒロイン・リスベットと同じ黒ずくめのパンクファッションに身を包み、フォトセッションではワルぶったポーズでキメてみせた加護だが、マイクを向けられればそこはやっぱりいつもの“加護ちゃん”。
『ミレニアム』がスウェーデン映画ということにちなんで、「最近北欧にハマってる」と発言した加護だが、北欧の何が好きかというと「冷たい感じ」「青っぽい感じ」と不思議発言を連発。「???」を頭上に浮かべる報道陣をよそに、「ひょっとしたら自分にはスウェーデンの血が混じってるのかも(笑)」と、本人はいたってマイペースでご機嫌な様子だった。
ヒロイン・リズベットの魅力を、「強さの中に孤独を抱えてるところ、『負けない』って気持ちが強いところが共感できる。オトナの女性ですよね」と語ったところで、トークは“加護ちゃんのオトナ論”に展開。
「焼肉を塩で食べればオトナかなって(笑)。私はまだ、タレとご飯で食べたいんで(笑)。まだ、あと5年ぐらいはタレで食べたいです」
と、またしても天然なお子ちゃま発言が出たところで、「じゃ、タバコは?」と意地悪(お約束?)な質問が飛び出したが、
「そうですね…もうね、そこはね…大丈夫です(笑)」
と、苦笑いで返答。「大丈夫」というのは、もう止めたという意味なのか、はたまた今も喫ってるからタバコに関してはオトナという意味なのか…(苦笑)、う〜ん、気になるぞ!
そしてイベント後の囲み取材で、8月21日に逝去した芸能レポーター・梨元勝さんについて話を向けられると、
「こんな格好(コスプレ)で申し訳ないんですけど…、梨元さんは私の復帰の時に味方になってくれた方です。一緒にご飯を食べに行ったり、ツイッターでメールのやり取りしたり…。天国でも私のことを見守っててほしいです」
と訥々と語り、大きな目を潤ませていた。
『ミレニアム2&3』は、11日より東京・渋谷のシネマライズにて、連続公開される。