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実写版「妹ちょ。」ヒロイン役の橋本甜歌「見られるのが恥ずかしいなあ」

 映画「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」が5月17日から「池袋シネマ・ロサ」(東京・豊島区)ほかで全国公開される。松沢まり氏の連載中の人気コミックを原作とする、エロかわいくてPOPなラブコメディだ。

 物語は高校生の2人が両親の再婚で義理の兄妹となることで始まり、ウブな妹には、兄とのエッチな行動に誘う“幽霊少女”が取り憑いてしまうというストーリー。実写版映画には、オリジナルの結末が用意されている。

 同作の注目は妹・美月(みつき)を演じるタレントの橋本甜歌(てんか・20)。子役として6歳から芸能活動を始め、カリスマギャルモデルとしても活躍。2010年には「てんちむ」名義で、リアルな13歳の感情や、病気のために亡くなった父親への思いなどをつづった「中学生失格」がベストセラーに。映画初主演となる今作では、フルヌードを披露して、エッチな妹へと変わってしまうヒロインを体当たりで演じた。

 橋本に、作品への思いを聞いた。

 −−出演の話が来たとき、どう思った?

 「まず、主演だったのでびっくりしました。次に、タイトルを聞いて『この前、読んだわ』と思って驚きました。マンガが好きでたくさん読むのですが、さらに、あの『妹ちょ。』を実写化するのかという驚きが加わって、びっくり! びっくり! びっくり! でした(笑)」

 −−出演は迷った?

 「もちろんフルヌードに抵抗はありましたが、それ以上に、自分が美月でいいのかなという不安の方が大きかったです。マンガが実写化することって、最近多いと思いますが、私自身は、マンガファンとして、実は、実写化があまり好きではありません。私の中には、好きなマンガのキャラクターのイメージがあって、実写版を見てショックを受けることもあります」

 「『妹ちょ。』の場合、3次元でやったら生々しいなと思いました。美月には、マンガだからこそかわいいというところがあると思います。原作のファンの方もたくさんいらっしゃるわけですし、これを実写化していいのかなと考えました。ただ、チャンスだし、人に渡すのはやめようと思いました(笑)。映画出演は小学4年生以来なのですが、オファーが来た2日後くらいに、『やります』と返事をしました。フルヌードは、『うわー、何これ?(爆)』って思いましたが、覚悟を決めてやりました!」

 −−美月をどう演じようと思った?

 「原作の美月はツンデレというイメージがあったのですが、監督は、暗くて地味だけど一人の人を好きになる女の子というようなイメージを持っていたようです。美月のキャラクターについては、たくさん話し合いました」

 「私には弟がいまして、どちらかというと私は姉属性なのです。なので、最初は、“妹萌え”というものがよくわかりませんでした。それで、“妹萌え”を色々と調べ、自分なりに美月に近づく努力をしました。“妹萌え”をさせる女の子は、まず、しぐさがかわいいですよね。あと、美月の場合は、普段の美月と、取り憑かれたときの美月では、声のトーンも違うし、全くの別人格になるんです」

 「ただ、もともと私は血液型がAB型で、自分では、二重人格だと思っています。一人のとき、人と会うとき、ぶりっ子になるとき、仕事のときで、人格が変わります(笑)。人間って、そういうものですよね!(爆)。作品自体にお色気コメディ的な要素も強いので、撮影では、美月を客観視して、楽しんだという方が多かったです」

 −−美月の魅力は?

 「七変化とまではいきませんが、表情や仕草、取り憑かれたときの変わりようなど、たくさんのことを表現しました。そこを見ていただけたらと思います。注目してほしい場面を一つ挙げるなら、水族館のシーン。そこから急展開していきますので」

 −−本作は、自身にとってどんな作品になった?

 「意味のある作品であったと思います」

 −−どんな意味?

 「う〜ん、わかんないけど、人生!(爆)」

 −−撮影時19歳だったが、10代のきれいな体を作品の中で残せたという達成感はある?

 「今は、『見られるのが恥ずかしいなあ』としか思っていません。20年経ってやっと、脱いで良かったと思うのかもしれません。ただ、これを機に新たな何かが出来たらいいなと思っています」

 −−進みたい道は女優? モデル? タレント?

 「決まっていないです。今は本の印税でいい生活をさせてもらっていますので、お仕事は何でもやりたいです。何事にもチャレンジしたい!」

 −−振り返って、「妹ちょ。」はどんな作品になっている?

 「映画はオリジナルの展開になっています。演じるに当たって、原作の美月ファンの方に失礼のないようにとものすごく考え、私なりに美月を研究しながら演じさせていただきました。もちろん、原作の美月と映画の美月の間にはズレがあると思いますが、映画は映画として楽しんでいただけると嬉しいです」

 −−お父様には、報告した?

 「ちゃんとした報告はまだしていません。でも、きっと、上(=天国)から見えるんだと思います。先日、占い師の方に見てもらったときも、お父さんは私の後ろにいると言われました。なので、きっと、私のことを、フルヌードのときも、後ろで見ていてくれたと思います」

(インタビュー・文・写真:竹内みちまろ)

映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
5月17日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国公開
配給:KADOKAWA
(C)2014「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」製作委員会
※R-15指定
監督:青山裕企、伊基公袁
脚本:伊基公袁、港岳彦
出演:橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、矢野未夏、葉山レイコ

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