−−今回の新曲「約束の丘」について教えて下さい。
末永 7枚目のシングルになります。今回は小室哲哉さんに作って頂いているのですが、自分で聞いていても、「カッコイイな!」と思えるような曲になっています。
泉川 今回の「約束の丘」は、“真の友情”だったり、“真の絆”だったりということをテーマに歌わせて頂いています。ただの友達じゃダメなんです。目標を達成するためには、お互いの背中を押しあえる友達って、誰なのかなということを考える曲なんです。すごくメッセージ性が強いので、色々なことを思いながら、聞いて頂きたいと思います。
小澤 時にはお互いがぶつかりあったり、時には励まし合ったり、そういった部分では、すごく私たちに重なるところがあります。私たちも同じ夢を抱えて今、頑張っている中で、改めて厳しく私たちに問いかけてくれる曲です。
籠谷 一度、聞いたら耳から離れない曲で、すごくリズム感もよくて、すごくかっこよくて、普段のX21とは少しテイストが違う曲になっています。また、振り付けで“約束ポーズ”があるので、ファンのみなさんも“約束ポーズ”を一緒にやって頂けたらなと思います。
松田 結構、スルメ曲なんです。聴いていくうちに、どんどんいい曲に聴こえてくるんです。夢を追っている私たちに、まさにそのままの曲だと思います。そんな私たちを思い浮かべてもらえるような伝え方をしたいです。伝えるために歌いたいんです。
−−続いて、メンバー個人のことも聞かせて下さい。
松田 末永さんは、生徒会長みたいな感じです。リーダーと副リーダーは決まっているのですが、縁の下の力持ち的なポジションです。
籠谷 担任の先生を助けている委員長みたいな存在です。私はマイマイ(末永)に憧れているんですよ。勉強もできるし、歌もダンスも上手でかわいいし。
泉川 お菓子もおいしいし(笑)。行事がある時はメンバーにも作ってきてくれるんです。
末永 私、褒められるキャラじゃないから…(笑)。
−−逆に直して欲しいところは?
籠谷 いや、全然ないです。
末永 あるでしょ! 言い方がキツイところとか!!
松田 言っていることは決して間違っていないので、言い方がちょっとだけキツくても大丈夫なんです。
籠谷 愛があると思って私は受け入れているよ(笑)。
小澤 何も言わないで、ただ褒めればいいという人よりも、私は厳しく教えてくれたり、しかってくれたりする人の方がうれしい。
−−続いて泉川さんは?
松田 たくさん食べる! それに笑顔が癒し代表なんです。
籠谷 本当においしそうに食べるんです。
−−キライな食べ物はないんですか?
泉川 ないですね。最近、ワサビも克服して、美味しいと思えるようになってきました。
籠谷 大人だなあ(笑)。
−−番組の企画でゲテモノを食べなければいけなくなったら…?
泉川 私、虫系も大丈夫なんです。
一同 すごい!
末永 ただ、すっごいヌケているところもあるんですよ。
松田 人の話を全然、聞かないんですよ。
泉川 え〜聞いてるよ〜。
−−わかりました。続いて小澤さんは?
末永 ただ、大人っぽく見えますが、本当にかわいらしいんです。
籠谷 中身は子供だよね。見た目は大人っぽいのですが、プライベートは、甘えん坊なんです。あと、プリンが大好きなんです。
末永 車で移動する時にパーキングエリアなどで止まると、「ちょっと、プリン買ってくるね」って。
松田 パフォーマンスでは一番輝いている存在です。終わった後に、「ここの向きはそろえた方がいい」と指摘してくれたりします。
泉川 本当に努力家だと思います。モデルとしても、グループのメンバーとしても。年下なのに、しっかりしていると思います。尊敬するところはたくさんあります。
小澤 メンバーから刺激を受けるので、「私も努力しなきゃ」とか「もっと頑張らないと」と思っています。
−−籠谷さんはどうですか?
松田 元気!
末永 面白い!
泉川 明るい!
小澤 ムードメーカー! (籠谷)さくらといると、ずっと笑っていられます。
松田 オシャレとはちょっと違うんだけど…かわいらしい(笑)。無意識なのかもしれないけど、すっごく気を配ってくれているところがあります。
末永 あと、どうでもいい知識が豊富なんです。なんでそんなことを知ってるの? ということばっかり情報提供をしてくれます。
小澤 プロレスの話…?
籠谷 それは、どうでもよくないよ!! 勉強はそんなに好きじゃないのですが、雑学は好きなんです。
末永 まとめると、ちょっとうるさい…(笑)。
松田 私がちょっと落ち込んでいる時も、「ねえねえ、写メ撮ろうよ」とか言ってくるんですよ(笑)。
籠谷 そんなことあったっけ。気づけてないんですね。
−−松田さんについてもお願いします。
末永 思ったことを直球で言ってきます。
泉川 良いところだとは思うんですけどね。
小澤 私は逆に、考えて直球で言ってるんじゃないかなとも思うんです。本当に、「こう言った方がいい」と。
松田 空気が悪くなっても、言わなければいけないことは言おうと思うタイプです。私は選抜に入ったのが3枚目のシングルからで、選抜に入っていない子たちに心の中で誓ったことがあって、「今まで(選抜メンバーに)言えなかったことを、ちゃんと言っていこう」と。それで、結構、ケンカもしました(笑)。
末永 あと、X21の外交官と呼ばれています。共演したアイドルさんとすぐに仲良くなっています。
籠谷 相手の方も困っているんじゃないかと思うくらいグイグイいきます。はじめて会ったのに、「私、X21の松田莉奈なんですけど。めっちゃかわいいですね」みたいな感じで。
−−それでは最後にファンの方へメッセージをお願い致します。
松田 『約束の丘』は、私たちの目標を決める過程がここに描かれていると思うんです。メンバーとも何も言わなくとも、わかりあえる関係になりたいと歌詞を見て、さらに実感しました。
籠谷 ひとつひとつの歌詞にも、深い意味があったりするので、そこにも注目してもらいたいですし、今までのX21にはない新しい幅が広がる曲になっていますので、楽しんで聞いて下さい。
小澤 『約束の丘』を聞くと、ふとした瞬間に「あの人の存在が大切だな」とか、「あの人って、私にとって一番頼りになる存在だな」とか、そんな人の存在を思い出す曲です。
泉川 普通に今いる友達も、すごく大事なのですが、“真の友情”だったり、“絆”だったりを考えさせられる曲になっています。
末永 メンバー同士の中でも、共通する歌詞もありますし、聴いて下さっているみなさんにも共感して頂けると思います。私たちとファンのみなさんの中にも関係性が見える歌詞になっています。私たちの声だからこそ、感じてもらえるようなものも感じてもらいつつ、“真の友情”を考えさせられるように歌っていきたいなと思います。
【画像特集】7枚目のシングル「約束の丘」を発売へ X21インタビュー
http://npn.co.jp/photo/detail/4133/