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2軍でまた炎上の斎藤佑樹 日本ハム球団・首脳陣の悩みの種

 2軍で調整中の日本ハム・斎藤佑樹投手(24)が、またも首脳陣の期待を大きく裏切った。

 8月25日、イースタンリーグでのヤクルト戦(鎌ヶ谷)で、2軍降格後、4度目の先発をした斎藤は、6回を投げ、11安打7失点の大乱調。チームは0-8と大敗し、これでファーム落ちしてから、自身4連敗となった。

 斎藤は「全体的に良くなかったですね。悪かったところ? 全部です」と反省しきり。1軍再昇格への思いは強いが、「今は1軍に上がるとかいうより、自分の実力を上げることをメーンに考えないといけない」と、根本的な修正を目指す覚悟を固めた。

 2軍降格後、4日のフューチャーズとの非公式戦(鎌ヶ谷)で、6回6安打5失点。11日のヤクルト戦(戸田)では6回4安打3失点、19日の楽天戦(南三陸)では5回7安打6失点。そして、25日のヤクルト戦では、これまでで最悪の投球内容となっただけに、斎藤も意気消沈。これで、2軍では23回を投げて28安打20失点(非公式戦含む)の惨状となり、公式戦のみの防御率は6.35。

 この事態に頭を悩ませているのは球団と首脳陣だ。本来なら、降格→早期再昇格の青写真を描いていただけに、それは露と消えた。

 折りしも、パ・リーグから第3クール終了時点(開幕〜23日まで)の観客動員数が発表され、日本ハムは同じ消化試合数との前年対比で、観客数が減少したことが分かった。チームは優勝争いを繰り広げているが、成績が良くても観客動員が落ちたショックは小さくない。

 人気の点では、ダルビッシュ有のMLB移籍が響いているが、その後釜として期待したのが斎藤。球団としては、客寄せパンダの斎藤に早く帰ってきてほしいのがホンネ。斎藤を寵愛する栗山英樹監督にとっても、早期の1軍復帰を願うばかり。

 そんななかで、2軍で背信投球を続ける斎藤。こうなると、しっかりとした結果を残さなければ、1軍再昇格はさせづらくなってしまった。なお、斎藤の次回登板は、9月4日の西武戦(西武第2)の予定。
(落合一郎)

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