現在放送されている22週「きれいごとは通りませんか」では、苦労の末に完成した「まんぷくラーメン」の粗悪品が続出する展開に。さらに材料や製法が類似した「本家まんぷくラーメン」を名乗る悪質な“偽物会社”も出現し、萬平(長谷川博己)が憤慨する――というストーリーになっている。
成功とトラブルが1週ずつのタイミングで繰り返されていることでも話題になっている『まんぷく』だが、実は作中に散りばめられた“小ネタ”の存在が視聴者の間で話題に。第123話では仕事の忙しさから家庭を顧みない茂(瀬戸康史)に対し、舅(しゅうと)である忠彦(要潤)が直接話そうと一緒にお風呂に入り、腹を割って話し、打ち解けるというシーンがあった。
「婿と舅が同じ湯舟に入るというシーンから、ネット上では、生田斗真と本田博太郎が出演する『バスロマン』のCMにそっくりという声が相次ぎました。『パロディじゃん!』『思った以上にバスロマン』と大盛り上がり。ツイッターでは『バスロマン』がトレンド入りするなどし、暗くなりがちな現在の展開にほど良い笑いを提供していました」(ドラマライター)
とはいえ『まんぷく』のパロディネタはこれまでにもあったという。
「実は22日放送の第120話では、亡くなった咲(内田有紀)が妹・福子(安藤サクラ)の夢枕に現れ、『私は1日3食、まんぷくラーメンよ。まんぷくラーメン、だーい好き』と言うシーンがありました。これにネットからは、『ハズキルーペじゃん!』『武井咲との“咲”つながりでハズキルーペなのか?(笑)』という声が殺到。『ハズキルーペ』のCMの『ハズキルーペ大好き』という有名なセリフのパロディでは、と話題になっていました。他にも先月31日放送の101話で、完成したスープを試食した子どもたちが『おいしい』『すごくおいしい!』と口にしたシーンでは、『チキンラーメン』のCMソングの『すぐおいしい、すごくおいしい』というフレーズに似ていると盛り上がっていました」(同)
細かなネタで視聴者を楽しませてくれる『まんぷく』。今後もひっそりと仕込まれた小ネタに注目したい。