「ジャックと天空の巨人」は、名作「ジャックと豆の木」をモチーフに、鬼才ブライアン・シンガー監督が手がけた3Dアドベンチャー。地上との門が開かれたことにより、天空に住む巨人たちが、失った土地を奪還するため、地上に下りてくる。巨人を阻止する戦いに身を投じる青年ジャックの声をウエンツが、イザベル姫の声を平が担当。同日から、3D・2D同時公開。
豆の木のイメージで、緑色のタキシードで登場したウエンツ。しかし、なぜか、ウエンツがマイクを持つと、観客から忍び笑いが起った。ウエンツはいきなり、「本日は、雨の中わざわざ…、雨、降ってなかった」と大ボケ。会場が爆笑に包まれた。
実は、数日前に行われた同作の完成披露試写会で、平が「雨の中、わざわざ…」などと、雨が降っていないのにいきなり言い始めるという天然(?)ボケを連発していた。が、その平は、ウエンツが冒頭でかました大ボケに、「晴れるよー!」と、かわいく突っ込んでいた。
しかし、平はこの日も、華やかな飾りを施したイエローのプリンセスドレスに、星形のイヤリングなどで、華麗に着飾っていてが、ドレスのポイントを紹介することになると、いきなり、「『大工(だいく)の『工』(く)と漢字にしたところ」などと、ドレスに施された「工」の字に似ている(?)ジュエリーラインを見せ始めた。また、「イヤリングが草っぽい」とも。思わずウエンツが、「もうちょっと綺麗な言い方できないのかな」と苦言を呈したが、平は「だって、『ジャックと天空の巨人』だよ!」と一蹴。
その後も、ウエンツと平の“迷”コンビが爆笑トークを繰り広げたが、ウエンツは、「今日、都内も、関東も、桜が満開を迎えたということで、この『ジャックと天空の巨人』も見頃を迎えたのではないでしょうか」「この春休みに、お友だちといっしょに見に行けるすてきな映画になっていると思いますので、これからも長く愛してもらえますよう、よろしくお願いします」とメッセージを送った。(竹内みちまろ)