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リンゴ・スター、半生を曲に書き下ろす

 リンゴ・スターが半自伝的な曲を制作中。
 現在リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドとして活動しているリンゴ、文章にするよりも音楽で故郷リバプールについて描写することを楽しんでいる。
 「実はリバプールについての曲を作っているんだ。僕とリバプールについてさ。本にする代わりにアルバムを録音することで、チョットした自伝を書くようなものだろ」

 またリンゴはファンが“ビートルズ”時代のことと、リバプールの“キャバーン・クラブ”時代について聞きたがっていることから、「曲中でさっさと」自分の人生について語る方がいいと思ったからとアンカット誌に語った。
 「自伝執筆のオファーもあったけど、世間は“ビートルズ”の8年間を知りたがっているわけだし、そうなるとざっと3冊分くらいになるよ」「今は1曲の中に要約して人生の断片を入れる方がいいってわけ。みんな“キャバーン・クラブ”について語っているけど、この新曲では実はそこよりもカッコいいクラブの“アイアン・ドア”について書いているんだ。ずっと本物のロックミュージッククラブだったよ」

 現在リンゴはオール・スター・バンドと共に27日間のツアー開始準備中だ。
 コンサートは6月4日からウクライナのキエフから始まり、その後ロシア、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、ラトビア、ポーランド、イギリス、フランス、チェコ、イタリア、オランダ、ドイツを巡り、7月17日のオーストリアのウィーン公演で幕を閉じる。

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