発売開始から20年目を迎えるロト6。アメリカ独立記念日の7月4日にロト6の抽せんが行われたのは4回を数える。アメリカ独立記念日に行われた抽せん会の本数字(ロト専用抽せん機によって抽せんされた6個の数字)を小さい順に並べていくと、興味深い傾向を見て取ることができる。
これまで7月4日米国独立記念日に抽選のあったロト6抽せん結果は、第91回 (2002年7月4日)が13、15、17、26、41、43で、1等該当なし。第569回(2011年7月4日)は04、19、21、25、28、40で、1等該当なし。第775回(2013年7月4日)は01、02、21、22、37、38で、1等6口56,139,200円の当選。第1085回(2016年7月4日)は03、20、21、30、34、35で、1等1口120,330,700円の当選だった。
これらを順番に並べると、1、2、3、4、13、15、17、19、20、21、22、25、26、28、30、34、35、37、38、40、41、43。1〜43の中から6つの数字を選ぶのがロト6。過去4回の7月4日アメリカ独立記念日の抽せん本数字は単純計算で合計24種類となるはずが、アメリカ独立記念日の抽せん本数字は合計で22種類だ。
これは「21」が3度、抽せん本数字となっているためである。「21」を除けば、アメリカ独立記念日のロト6抽せんでは、同じ数字が出ていないことに気づく。5回目となるアメリカ独立記念日のロト6抽せんにおいて、「21」の4度目があるのか? そして、まだ出ていない数字が抽せんされるのか?
2度あることが3度あって、3度あることが4度あったのだから、5度目があるとすれば、少なくとも抽せん数字6個の内5個は、まだ抽せんされたことがない5、6、7、8、9、10、11、12、14、16、18、23、24、27、29、31、32、33、36、39、42に、ヤマを張ることができる。
キャリーオーバーが発生した際の1等当せん金が引き上げられた2017年に出た最高6億円は6本、2018年は同9本。2019年の最高6億円は、3月28日と4月1日の2本にとどまっている。2019年のロト抽せんは、12月30日(月曜日)まで残すところ52回。
4億円以上のキャリーオーバー、1等1口と、条件が揃わなければ出ることのないロト6の最高6億円。年間6〜9本出るとすれば、タイミング的にはそろそろと言える。7月4日(木曜日)。海の向こうでは、ド派手なイベントで「アメリカ独立記念日」を祝うのだろうが、梅雨の最中の何でもない1日に、一攫千金の夢を託してみるのも悪くはない。
小岩井弥(こいわい・ひろし)
金融機関、出版社を経て、フリーランスへ。競馬、数字選択式宝くじなど、一攫千金のマネー分野を研究。主な著書に『LOTO6 セット球+枠番消去法W−攻略』、『ロト6 キャリーオーバー4億円の法則』(ともにメタモル出版)、『図解 ロトセグシートでロト6が簡単に当たる本』(笠倉出版)などがある。2019年は、3月にロト6の2等に当せん。