サマージャンボ宝くじの発売期間は8月2日まで。抽選日は8月14日となっているが、例年のパターンでいくと、この期間中のロト6、ロト7は、かなりの確率でキャリーオーバーが発生することになる。
案の定というか、7月2日のサマージャンボ宝くじ発売を控え、6月20日抽選予定のロト6は2億4千万円、6月21日抽選予定のロト7は3億5千万円のキャリーオーバーがそれぞれ発生している。
キャリーオーバーの発生は、ロト6なら1口200円で最高6億円、ロト7では1口300円で最高10億円の大チャンスにつながる。発売サイドにとっては、とっつきにくい数字選択式宝くじロトをアピールでき、ジャンボ宝くじの販売促進にもつながる。まさにキャリーオーバーは一石二鳥だ。
今回は1口300円で最高10億円が狙えるロト7の「継続買い」を取り上げてみたい。最大で10回先の抽選分まで購入することができる「継続買い」を利用すれば、6月21日から8月23日まで毎週金曜日抽選のロト7を10回分、事前購入できる。
「継続買い」の回数は2〜10回、自由に選ぶことができる。宝くじ公式サイトには、家族や趣味仲間の誕生日を「継続買い」して1等に当選した人の「宝くじ当せん者レポート」が掲載されている。
結局のところ運次第とはなるものの、運の善し悪しを限定的にして、なおかつ最高10億円も狙えるとなれば、キャリーオーバーが発生しやすいジャンボ宝くじのスケジュールに照準を合わせたロト7の「継続買い」に乗らない手はないはずだ。
第67回=07−17、15−25−35。第169回=01−21、10−20−30。第275回=09−19、15−25−35。サマージャンボ宝くじ発売期間中のロト7本数字を確認すると、一の位が同じものが多い。7個中5個はポーカーのフルハウス(同位札3枚、同位札2枚)を彷彿とさせる組み合わせとなっている。
狙う数字の組み合わせは人それぞれとして、ロト7「継続買い」にチャレンジするなら、3億5千万円のキャリーオーバーが発生している6月21日(金)がスタートだ。
小岩井弥(こいわい・ひろし)
金融機関、出版社を経て、フリーランスへ。競馬、数字選択式宝くじなど、一攫千金のマネー分野を研究。主な著書に『LOTO6 セット球+枠番消去法W−攻略』、『ロト6 キャリーオーバー4億円の法則』(ともにメタモル出版)、『図解 ロトセグシートでロト6が簡単に当たる本』(笠倉出版)などがある。2019年は、3月にロト6の2等に当せん。