キムタクが主人公のドラマといえば、毎回同じようなキャラクターを演じるキムタクが同じような演技で、同じような物語を展開する。キムタクファンから見れば“安定感”であり、特にキムタクに興味のない層からみれば“正直、うんざり”といった感じだろう。「数字を持っているキムタク様のご出演ですからね。脚本も演出もキムタクを中心につくられていきます」(番組制作会社社員)。
ただ、この特別待遇を他の出演者がおもしろいはずがない。「実は今回、宮崎あおいが出演者としてオファーを受けたようなのですが、脚本を見て断ったそうです。彼女は大河で主役を演じた女優ですからね。“キムタクのキムタクによるキムタクのためのドラマ”に出演することにプライドが許さなかったのでしょう」(番組制作会社社員)。
今年、離婚しそうな夫婦ナンバー1との呼び声も高い宮崎あおい。今後のことを考えればえり好みしている場合ではないと思うのだが…。「それだけ内容が我慢できなかったってことじゃないですか。彼女は子役時代から映画でもまれてきましたからね。作品へのこだわりはもっている方ですよ」(番組制作会社社員)。
共演を断られたキムタクは、きっと今回も“変わらぬ演技で変わらぬ魅力!?”を披露してくれるはずだ。