大森は化粧品CMに意外なことに初出演。感想を問われると、「47歳にしてこんな話が来ると思っていなかった。でも、20代のころからこの手のCMに出るイメージはできていました。やっと来たなと」と嬉しそうな表情。
CMは“粋”な男性がテーマとなっている。「自身が思う粋な男像とは」と問われると、「難しいんですけど、憧れている先輩が何人もいまして、そういう先輩にたまに食事に連れて行ってもらった時、お会計を僕らがトイレに行っている間に先輩が払ってくれていたりするんです。こちらがお礼を言うと言葉を発せず、表情で“いいよ“って。そういう時にこの人は粋だな、かっこいいなって。この人についていこうって思います。そういう人に自分もなりたいです」としみじみコメント。
自身も粋な男になる努力をしているといい、「50代になったら無口で行こうかなって。僕のイメージでは50代は無口なイメージなんで。もう年齢も年齢だし、下に後輩もたくさんいるんです。彼らに驕った姿を見せずに生きていける大人になりたい。30代以降は男の人も美意識を持ってやっていくのはとても大事なこと。自分もそれを肝に銘じてやって行きたい」と話した。
また、あと一か月弱で年末に突入するが、「仕事もそれなりに入っている。年末と三が日くらいは家族と過ごしたい」と大森。「小さい子供がいるうちは自分もカッコいい男であるために努力して行きたい」と前を向いていた。
(取材・文:名鹿祥史)