この日の『まもなく!ザ!世界仰天ニュース』では、中居の最近の仕事に鶴瓶がクレームがあるといい、それは「最近、中居がドラマに全く出演していないこと」なのだという。最近の中居のテレビ出演は、もっぱら番組の司会ばかりで、それ以外の活動をまったくしてないことに言及。鶴瓶は中居に対し、「ホンマだらしない人間になるで!」「踊るか、歌うか、演技するかせい!」と一喝。すると、客席では拍手喝さい、中居が苦笑いをする光景が放送された。
中居が最近、司会の仕事のみで、役者や歌手の仕事をまったくしていないのは、鶴瓶や会場の観客以外にも明らかであり、ネットでも「鶴瓶さんよく言った!」「早く中居くんの歌やダンスが見たい」「ドラマだけでも出演できないのかなぁ」といった声が相次いだ。
中居の最近の仕事を振り返ってみても、SMAPが解散した2016年末以降、歌やダンスの仕事はまったく行っていないのは仕方がないにしても、ドラマや映画も2015年の単発ドラマ『新ナニワ金融道』(フジテレビ系)以来、主演はなく、また映画も、2015年に他界した今井雅之さんが脚本を担当した『手をつないでかえろうよ』の友情出演以来、一本も出演作がないのが現状だ。
もっとも現在、中居は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)を始め、週5本の番組で司会を行っているため、ドラマ主演をするだけのまとまった時間が取れないのが現実である。
しかしながら、過去には、ほぼ3年に一本のペースで、連続ドラマの主演作が作られ、映画でも『私は貝になりたい』を始め、名作に出演することの多い俳優でもあったため、スケジュールの組み方によっては、ドラマや映画の撮影は不可能ではないともされており、今回の鶴瓶の指摘は、それらファンを代弁して行われたのではないかと思われる。
忙しい身ではあるが、鶴瓶の言う通り、「だらしない人間」にならないためにも、いろんなジャンルに挑戦してもらいたいものだ。