番組では、天然で純粋な性格のマリウスに、菊池がツッコミながらトークを進行。しかし、『Sexy Zoneのおまえしかいない』というコーナーで、空気は一変する。同コーナーは、Sexy Zoneがリスナーに全力でフラれるという設定の中で、メンバーがリスナーを引き止めるという企画である。そして、どちらがカッコよく引き止めることができたかを、最終的にリスナーが投票し、勝利者を決めるというルールとなっている。
菊池はこのコーナーに慣れていることもあり、「おまえしかいないんだよね」とファンを胸キュンさせるようなフレーズを連続し、番組を盛り上げた。一方、コーナー初挑戦となるマリウスは途中、言葉に詰まったり、恥ずかしさで吹き出してしまう場面も。
このように演技は菊池が安定していたため、勝負は彼が勝つかに思われた。しかし、リスナー投票の結果、53%対47%でマリウスの勝利。これにマリウスは「嬉しいーー! ヤバーイ!」と大喜びしたものの、負けると思っていなかった菊池は、以下のように怒りを滲ませた。
「俺こういうのよくないと思うよ。俺もうこれ真剣にやんねぇかんな! 真剣にやんねぇ。これはもうやってられない。これはアカン! これは無理や! これはやってられへん! 確かにマリウスは素晴らしく良かったよ。初登場で素晴らしい台詞だった。それはいい。マリウスを責めるつもりは全くない。ただこれはアカン。確かにマリウスは1発目で景気づけたいリスナーの気持ちもわかるけども! 何よりも忘れちゃいけないのは、俺こういうのすごい嫌いじゃんか? これを真剣にやってる俺もマジで来週からはやんねぇかんな」
この状況に彼を宥めようとするマリウスだったが、菊池は「いや、マリウスには言ってない。リスナーに言ってんだ。俺のこと嫌ってくれていい。『こんなこと言うんだ』とか関係ない。俺は、リスナーに怒ってんだよな! クソが!」と声を荒げた。さすがにリスナーに向かって「クソ」という表現はマズイと思ったのか、マリウスは「うわー! ダメ!」と強く制止し、コーナーは終了した。
これらの発言に一部驚いたリスナーもいたようだが、ファンからは「18歳に負けて拗ねてる風磨くんかわいい」「ガチ拗ねだろうが何だろうか可愛いからオールオッケー」と好評の様子。菊池の今回の怒りは、結果的に番組を盛り上げることになったのかもしれない。