今年の全国高校野球選手権大会は記念すべき100回目。そんな節目の年のナビゲーターに国民的アイドルが起用されたともなれば、喜びの声が挙がってもおかしくはないはず。だが実際は、野球ファンを中心に不満の声が溢れているようだ。
というのも、そもそも相葉に“野球好き”のイメージがなく、就任会見で「実は野球少年で、お忍びで甲子園にも見に行ってました」と語っていたものの、野球ファンを中心に「わざとらしい」「ジャニーズが介入するな」との批判が挙がっているのだ。同じジャニーズでも、他局で活躍中のKAT-TUNの亀梨和也や中居正広が“野球愛がある”とプロの選手からも太鼓判を押されるほどのため、相葉が今更野球について語ったところで「薄っぺらい」ともっぱらの評判だという。
このことは一部スポーツ紙も報じたのだが、これに反論したのが相葉のファンたちだ。相葉は自身の草野球チームを持っていることから、「相葉くんはもともと野球が好きだった」という声や、「夏になるといつも楽屋で甲子園を見てると話してる」という擁護まで。さらには、「甲子園で相葉ちゃんを見た」という多数の目撃情報もネット上に寄せられている。
となると、相葉はもとから野球に興味があったのかもしれない。しかし、なぜそれを今になってアピールしようとしているのか。
「嵐の5人にスポーツのイメージはあまりない。ですが、東京五輪を見据えると、事務所はスポーツ好きという印象を植え付けたかったんでしょうね。関ジャニ∞からは渋谷すばるが脱退し、SMAPの後の“国民的アイドル”の名を継げるのは彼らくらいですから。今回の抜擢には、ジャニーズのしたたかな“意図”も感じられます。それにテレ朝としても、今回起用しておけば、東京五輪で自社のキャラクターになってもらいやすくなるはず。結局、双方の利点が合致したのでしょう」(芸能記者)
今後、嵐がスポーツファンを味方にするには、相葉の活躍がカギになりそうだ。