第5話では、CTやMRIを使って遺体の死因を究明する『Ai(オートプシー・イメージング)』をテーマに、公園で死亡していた少年の死を解明しようとするラジエーションハウスの放射線技師たちの姿が描かれた。
視聴率が上昇した本話だったが、視聴者からはある不満の声も聞かれているという。
「Aiによって死因が肝臓破裂と判明し、殺人の可能性が浮上するという展開となった本話。両親が頑なにAiを拒んでいたことや、父親が義父であること、遺体にあざがあったことなどから、当初は少年の死因が虐待なのではないかという疑いもありましたが、遺体の状況や遺留品などから唯織(窪田正孝)が推理し、関係者を集めた場で犯人が救急通報をした少年の友人であることを指摘。その推理が見事的中するというストーリーでした。しかし、本作のメインテーマは放射線技師で医療モノ。まるで刑事モノのような展開に『放射線技師が警察バリに尋問するってなに?』『なんで刑事になっちゃったの?設定ブレブレ』『医療ドラマというより探偵モノ。こういう内容のドラマなら別にレントゲン技師の物語でなくてもいい』という呆れ声が多く聞かれてしまいました」(ドラマライター)
また、犯人が判明したときの登場人物の動きにも疑問の声が集まっていたという。
「唯織が犯人を指摘した際、両親はもちろん、犯人である少年の友人も居合わせており、義父である父親が殴りかかろうとする一幕がありました。しかし、母親は取り乱すことなく、困惑して涙を流すだけ。『自分が母親だったら目の前に犯人いて、その場で発狂する。気が狂ったように暴れるわ』『いくらドラマでも犯人が目の前にいるのに親は冷静すぎる。全く泣けない』というツッコミの声も集めてしまいました」(同)
さまざまな角度から不評を集めてしまった第5話。果たして今後も2ケタ視聴率をキープすることはできるだろうか――。