お気楽な現地ルポをお送りしよう。
筆者は平日の昼過ぎに現地に到着。つまりは100万冊の本の回廊−−青空掘り出し市の起点たる、東京メトロ&都営・神保町駅のA1出口を出た芳賀書店のあたりに出た。
ここから三省堂のあたりまでの区間、重厚長大で力の入った本を中心としたラインナップに思わず足を止めたくなる名物の本の回廊は続く。人出は確かに多かったが、平日ならまったく袖も触れ合わぬほど普通に歩けるだろうと思われる。よって、平日の11月2日、3日にまつりをちらっとのぞいてみる、なんていうのも本好きの方にはおススメだ。
ちなみに場所柄か綺麗目の格好をした年配の方が多く、現地は極めて落ち着いた雰囲気。またアタッシュケースを抱えた人を3人くらい見かけたが、皆さん軽装だ。
なお、途中お姉さんがまつりの公式パンフレットを売っているので欲しい方は、掘り出し市をそぞろ歩いているうちにそこで買える。便利な本屋マップも同様に、この通り沿いにフリーで置いてあるので簡単にゲット出来るだろう。古書街を楽しむためにもこの無料のガイドブックは必須である。
店舗のほうは逆にどこも空いているので、各書店内ではより普通に物色が出来るのではないだろうか。
有名な飲食店も、平日の昼時を過ぎればどこもゆっくり食事が出来るはずと思われた。
例外は、すずらん通りのキッチン南海か。午後3時になっても行列が続いていた。