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映画「HERO」にかかるSMAPの今後

 香取慎吾主演の「西遊記」が公開中で、木村拓哉主演の「HERO」が公開を控え、今年は映画に重点を置いて活動しているSMAPだが、「西遊記」はイマイチ振るわず。「HERO」がコケれば同グループの存在感に陰りが出てくるともみられている。
 「西遊記」は主人公の孫悟空にかけて、興行収入の目標を59億円と掲げており、先日、27億円を突破したと発表されたが、実際のところはパっとしなかったようだ。
 「これまでの邦画史上最多規模の上映館数にもかかわらず、実数はその半分か、15億前後だそうです。香取が司会をつとめたフジテレ系の『27時間テレビ』などで大々的にプロモーションしたにもかかわらずの成績に関係者は真っ青になっているみたいです」(映画関係者)
 香取といえば、04年に公開された主演映画「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」が同年の邦画興行収入トップ10入りを果たしたが、「その年の邦画は不作。『ハウルの動く城』が飛びぬけている以外は、たいしたことがなかった。香取の演技力も3年経っても変わっていません」(同)という。
 香取からバトンタッチを受ける形で木村の「HERO」が9月に公開される。
(中略)
 「ドラマ『HERO』のファンに加え、韓流ファンも動員できれば、観客はどんどん増えるというわけですが、万が一、『HERO』までコケると、さすがにSMAPの存在感も弱くなってしまうでしょうね」(先のライター)
 もっとも、これまで何度か危ないといわれたキムタク神話は生き続けたまま。

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