「もともと現職の石原慎太郎氏が出馬しないことを前提に選挙戦の準備を進めていた。ところが、急転直下、石原氏が出馬することになり、勝ち目がないと思ったのか、出馬をとりやめたようで、14日に予定されていた出馬表明を見送った」(政治部記者)
しかし、東国原氏はすでに今後東京を拠点とすることは決めているようで、「永田町の高級マンションに某企業グループの支援を得て事務所を構えている。都知事選に出馬しなければ、間違いなく以前からささやかれている国政進出を目指すことになるだろう」(同)というが、そちらも計算が狂ってしまったようだ。
「東日本大震災が発生する前は、菅内閣の支持率が低下し民主党政権の危機が叫ばれ、解散総選挙がいつあってもおかしくないような感じで、東国原氏は以前に出馬を打診されたものの断った自民党から出馬することになっただろう。ところが、震災の被害があまりにも大きく選挙どころの話ではない。今年、総選挙が行われることはないだろう」(週刊誌記者)
もともとタレントだった東国原知事だが、「テレビ局は地震一色で、バラエティ番組は自粛ムード。タレント業もオファーがないだろう」(同)というだけに、進むべき道が現状ではないようだが、そんな中、浮上してきたのが前妻で女優のかとうかずことの復縁説だという。
「東国原氏が現在住んでいるマンションは、かとうのマンションから歩いて5分もかからないところにあり、時間があるのでハタチになる大学生の息子ともよく会っているという。もともと、揉めて離婚したわけではないので、ひっそりヨリを戻している可能性が高い」(同)
「前宮崎県知事」に変わる新たな肩書きがつくまではしばらく時間がかかりそうだ。