尾関容疑者はオンラインショッピングサイト「ECナビ」創業者。平成17年に山口もえと結婚。著書に「金の匙 銀の匙」などがあり、マルチに活躍する実業家。西麻布界隈の飲食店経営者からは、「また海老蔵のとばっちりだ」といった、容疑者擁護の声も聞こえてきた。
「西麻布や六本木界隈の飲食店、風営法でしょっぴかれることが多くなったね。尾関さんのところの『Birth NISHIAZABU』なんて、報道されているような超高級キャバクラなんて感じでは全然なくて、『大人の隠れ家』みたいなシックなムードの会員制カフェという感じの店でしたよ。接客の女の子いたっけなあ。いたとしてもキャバクラ嬢然とした娘はいなかったよ。まあ、自分も最後に行ったのはかなり昔だけど(笑)」と、数年前に同店を訪れたことのある、西麻布に店を持つオーナーは話す。「たしか正規ルートで会員になるには、尾関さんの面談が必要だったんじゃないかな」
この店は秘密の商談や、芸能人やセレブの極秘デートなどで使われていたようだ。前出のオーナーは「海老蔵暴行事件以降、この界隈では警視庁の取り締まりが厳しくなっているんですよ。深夜の12時以降に食事を出さない店は風営法違反で営業停止とか、非常階段にちょっとでも段ボール箱置いていようものなら消防法違反とかね。正直困ってますよ。海老蔵さんには損害賠償請求したいぐらい(苦笑)」と困り顔だ。
この近辺では海老蔵事件の直後の2月に同じく風営法違反の容疑で会員制クラブ「ユナイテッドラウンジトウキョウ」が摘発されている。今回も海老蔵事件の余波といった感が否めない。
なんともとばっちり感が強いこの事件、妻の山口もえも6日までは何事もなかったようにブログ更新を続けていた(画像参照)。