局地的な芸人としてプチブレイク中なのは、森脇健児。先週放映されたTBS系『オールスター感謝祭』でも、恒例の“赤坂ミニマラソン”で、安定感抜群の笑いをさらった。現在はイジられ芸人だが、90年代前半は、トレンディ芸人。人気者の象徴である『笑っていいとも!』(フジテレビ系/終了)のレギュラーはもちろん、ソロコンサート、CM、トレンディドラマにも出演。最高月収は、800万円まで上りつめた。
ものまね芸人界では、大御所のコロッケ、清水アキラ、栗田貫一などに次ぐ稼ぎ頭のコージー富田も、高給取り。テレビ露出こそ多くはないが、地方営業は引っ張りだこ。ピーク時には、月に680万円を荒稼ぎした。
デビュー時は武勇伝ネタで、ここ数年は“チャラ男”をネタと私生活で実行しているオリエンタルラジオ・藤森慎吾。最高月収は540万円で、浅いキャリアと思えない稼ぎっぷりだ。これなら、交際中の田中みな実TBSアナも、将来が安泰か?
オリラジほどの浮き沈みはなく、「M-1グランプリ2008」覇者の名に恥じない活躍を見せているNON STYLEは、「平均して月100万程度」(井上裕介)だとか。漫才という武器があるうえに、地元・関西でも仕事が多いため、月収の値崩れは起きないだろう。
次週は、一発屋芸人の最新金銭事情をお届けしよう。(伊藤由華)