報道をまとめると、離婚したい政伸VS離婚したくない美元だけに、当然、双方の主張は真っ向から対立。
先に証言台に立った高嶋はまだ妻である美元のことを「被告人」と呼び、「結婚生活で(美元の)機嫌が良かったのは10日ぐらい。怒りのスイッチが入らないようにいつもビクビクしていた」と主張。美元から月額109万円の生活費+小遣いを渡すことを要求されたこと、美元が提出したDVの証拠となる音声について、先に暴力を振るわれたため、玄関から出そうとしただけで殴ってはいないこと、さらに、別居してから自身が滞在していたホテルに美元が突然現れる「ストーカー行為」をされたことなど、離婚を決意するに至った原因事項を次々と暴露。弁護人から「やり直すつもりは…」と聞かれると、その質問にかぶせるように「ありません」と断言し、「また、よりを戻したら体調を崩してしまう。(美元は)恐怖の対象でしかない。芸能生活をなげうってでもいいから離婚したい」と激しく訴えた。
一方、美元は高嶋と久々の対面を果たしただけに、「顔を見られて、とてもうれしかったです。その一方で、心配な気持ちも正直感じました」と結婚当初から変わらぬ愛情を主張。
左手薬指に指輪を光らせ、高嶋のことを「夫」、「彼」と繰り返して呼び、高嶋からストーカー呼ばわりされても動揺せず。
「今回の裁判がいいきっかけになる」となぜか関係修復に自信を見せ、一番うれしかった高嶋からの言葉は結婚当初の「骨をみとり合う仲になりましょう」であったことを明かし、今も「その気持ちは変わっていません」と訴えた。
「美元も芸能活動をして金を稼いでいたが、その金をどうしていたのかが謎。高嶋も傍聴していた記者たちも、あまりにも不気味な美元に震え上がったという。初公判を終えた時点でもどちらが勝訴するかは明白のような気がしたが…」(週刊誌記者)
次の裁判は7月27日に行われるが、高嶋サイドが新たな訴訟を起こす可能性もありそうだというのだ。
「美元がテレビに出てあれこれ話したこともあり、高嶋は大手家電メーカー『ヤマダ電機』のCMキャラクターを降板させられてしまい、現在はえなりかずきが出演。降板させられたことによる逸失利益を美元に求めて提訴するのではと言われている」(同)
これまではテレビに頻繁に出演していた美元だが、高嶋から恐ろしい“素顔”を暴露されてしまっただけに、今後はお呼びがかからなくなりそうだ。