木村がパリで事件を起こして店を追われ、日本に戻って再起を目指す型破りなフランス料理のシェフ役を演じる同ドラマ。冨永はフランス人の父と日本人の母との間に生まれたグルメ雑誌の編集長役。主人公がパリで起こした事件の真相を探る役どころだという。
現在、冨永はパリを拠点に活動しているようで、うってつけの役だが、木村とは初共演。おまけに、ゴールデン帯の連ドラは初出演。
若いころから世界的なモデルとして活躍していた冨永だが、04年秋にパリ在留の日本人パティシエと結婚し、2005年3月には男児を出産したが、09年4月に離婚してシングルマザーに。そこから、相次いで男性スキャンダルに見舞われることになってしまった。
「12年4月には俳優の塩谷瞬との交際が報じられたが、塩谷は冨永の友人の料理研究家・園山真希絵との交際も報じられ二股疑惑が浮上。いつの間にか冨永は複雑な三角関係に巻き込まれてしまった」(芸能記者)
そして、14年10月にはそれまでの自分の“殻”を破るべく、歌手の長渕剛をプロデューサーに迎え、初の自伝「Ai 愛なんて大っ嫌い」(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)を発売したのだが…。
「自伝の発売以前から長渕と不倫関係だったことを“文春砲”で報じられた。同誌に対しては、なぜか長渕の妻で女優の志穂美悦子が真っ向から不倫を否定。長渕の“尻ぬぐいをした形になった」(同)
なかなか波瀾万丈の冨永だが、なぜ木村のドラマからオファーがあったのだろうか。
「キムタクのドラマは、スケジュールが“キムタクファースト”。今や積極的に出たい女優はおらず、相手役の鈴木京香は『出てもいい』のレベル。そのため、キムタクとの共演経験がなく、あまり勝手がわかってない冨永に白羽の矢が立ったのだろう」(テレビ局関係者)
とはいえ、強烈なプロ意識を持つ冨永だけに、理不尽なことがあれば遠慮なく、“物言い”を付けそうだ。