すでに夏休み期間を過ぎたが、若者を中心に連日多くの観客を動員する「君の名は。」の勢いが止まらず。週末2日間で85万2000人を動員、興収11億3500万円をあげ、3週連続で首位をキープした。累計で481万人を動員、興収は62億円を突破。最終興収100億円を超える可能性も出てきた。
「劇中に登場しているのが東京と千葉を結ぶ総武線の新宿駅の周辺駅。そのため、新宿にある3つの大きな劇場は連日、朝から夜の回まで満席状態が続いている。公開まで8か月間もかけて宣伝活動を行って来た効果が存分に発揮されている。年内いっぱいの公開も検討されているようだ」(映画ライター)
2位はDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描くアクション作品「スーサイド・スクワッド」。オープニング2日間で24万7000人を動員、興収3億9000万円をあげ、最終興収で20億円以上が見込まれる好スタートとなった。
3位は人気コミックを広瀬すずと山崎賢人のW主演で実写映画化した「四月は君の嘘」。全国294スクリーンで公開され、オープニング2日間で20万人を動員、興収2億4500万円を記録した。
4位は14年に興収15.5億円のヒット作となった時代劇コメディの続編「超高速!参勤交代 リターンズ」。全国282スクリーンで公開され、オープニング2日間で17万2000人を動員、興収2億0800万円をあげた。これは前作の興収比103.5%の成績で好調な出だしとなった。
17日は渡辺謙が主演をつとめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおいら豪華キャスト陣の「怒り」、スタジオジブリ作品の「レッドタートル ある島の物語」などが公開される。
(C)2016「君の名は。」製作委員会