モデル、タレント、女優も兼務する岡田ほどではないものの、アイドルを娘に持つ芸人パパは、ほかにもいる。
陣内智則の場合は、姉の娘が兵庫・姫路市のご当地アイドル・KRD8の宮脇舞依だ。2人は一緒に犬の散歩をしたり、駄菓子屋、公園に行ったりするほど、大の仲良し。陣内は、親せきの「娘」を我が子のようにかわいがった。
KRD8は、事務所が姫路市の「一般社団法人 姫路応援プロジェクト」だった。13年12月、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』が放送されたことで、結成された。黒田官兵衛の「KuRoDa」の頭文字と、同氏に仕えた黒田八虎の八を取って命名された。今年1月に発売された3rdシングル『NEVER ENDING STORY』は、“オリコンデイリーランキング”で6位を獲得。夏からは、活動拠点を東京に移した。アイドル戦国時代の今、宮脇は“陣内の姪”で飛び抜けた存在になれるか!?
いっぽう、正真正銘、現役アイドルを実の娘として持つのは、博多華丸。次女の岡崎百々子は、大手芸能プロダクション・アミューズに所属する“成長期限定アイドル”さくら学院のメンバーだ。さくら学院といえば、現在は世界を股にかけて活躍中のBABYMETALの“出身校”。中元すず香(SU-METAL)、水野由結(YUIMETAL)、菊地最愛(MOAMETAL)は、同グループとその派生ユニットで活動したあとに、卒業。現在は、ワールドワイドに発展途上の身だ。
ベテラン上方漫才師であるケツカッチン・高山トモヒロの娘で、同じよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属するピン芸人・光永(ひなた)は、ものまね業界のアイドル。10年に、昼のバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に、Hey!Say!JUMP・山田涼介のそっくりさんとして出演。すると、“山田くん芸人”として、ネットが騒然。一躍注目を浴びた。以降、今も同局の『ものまねグランプリ』に出演しており、SMAP、嵐、Kis-My-Ft2などで増殖しつづけるジャニーズものまね軍団の重要なキーウーマンとして、堂々たるオーラを放っている。
岡田、陣内、華丸、高山。パパたちも1度は「イケメン芸人」と呼ばれた面々。顔面偏差値が高いDNAは、確実に流れている。このなかから、“第二の岡田”は誕生するか。激カワ女子に期待がかかる。