3走前は2番手追走から抜け出し、勝ったと思われましたが、伸び切れずにクビ差2着と惜敗。完全に勝ちパターンだったのですが、着用していたパシュファイアーを気にして、抜け出してからブレーキをかけて止まっちゃったみたいです。
で、その放棄したレースを除けばダートではいうことなしの走りっぷり。適性、能力を感じずにはいられません。それもそのはず。母の半兄には交流重賞GIを3勝したレギュラーメンバーがいるし、曾祖母ロジータの仔カネツフルーヴもGI勝ちのあるダートの鬼でした。この血統背景を見てもダートで一変したのには納得がいきます。
前走は稍重だったとはいえ、ダ1800メートル1分52秒0は、この時期の3歳戦としては上々のタイム。芝で皐月賞2着馬トライアンフマーチと0秒2差の競馬をしたことがあるように、スピードも兼備しています。
1Fの距離短縮は心配ありませんし、雨予報で脚抜きの良くなる馬場も大歓迎。ここは抜けた存在もいませんから、一発を十分狙えそうです。