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またまたNHKが“救いの手”を差し伸べた松嶋菜々子

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松嶋菜々子

 NHKが26日、女優の広瀬すずがヒロインを務める19年度前期の連続テレビ小説「なつぞら」の出演者発表会見を行ったことを、各スポーツ紙などが報じている。

 発表されたのは朝ドラ初出演の岡田将生、草刈正雄、松嶋菜々子、藤木直人ら。そのうち、松嶋は主演を務めた1996年の「ひまわり」以来23年ぶりの朝ドラ。松嶋は、「主演をやらせてもらったときは、夏木マリさんがお母さん役で、たくさん支えていただきました。私も微力ですがヒロインの力添えをしたいと思います」と意気込みを語ったという。

 「もともと松嶋はモデル。さらに、『背の高い女優は大成しない』と言われており、172センチの松嶋は伸び悩んでいた。95年には『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)のコントで卑猥なセリフを言わされ話題になったが、松嶋にとって“黒歴史”。そんな中、96年の『ひまわり』で女優としてブレークすることになった」(テレビ局関係者)

 そして、主演した2000年の月9ドラマ「やまとなでしこ」(フジテレビ系)の視聴率が30%を超え“視聴率女王”の座をゲット。

 翌01年、ドラマで共演した俳優の反町隆史と結婚しその後、2人の子供に恵まれるなど公私ともに順調だったが、その後山あり谷あり。

 「ギャラが高騰したことでオファーが減り、しばらく仕事に恵まれなかったが、11年の主演ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の怪演で再ブレーク。ところが、事務所がギャラをつり上げまた仕事が減った。プライベートでは愛犬のドーベルマンが同じマンションの住人を嚙んでしまって訴えられ、損害賠償で高額の支払いを命じられるなど踏んだり蹴ったり」(芸能記者)

 夫の反町は人気ドラマシリーズ「相棒」で主演の水谷豊の相棒に抜てきされ、仕事は安定。

 一方、松嶋は23年の時を経て再びNHKに“救いの手”を差し伸べられた形となったが、期待に応えて好演すれば仕事が増えそうだ。

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