“好感度低い芸人”のくくりで、キングコング・西野亮廣が同番組に初出演。“小さな好感度アップ作戦!!”のトークコーナーで、「(収録前に)局で先輩に挨拶に行くとき、わざわざ帽子をかぶって、目の前で脱ぐ」というテクニックを口にすると、それまでは、悲しすぎる自虐ネタで爆笑していたゲストの有吉弘行が、「こんな姑息なことしてるのかと思うと、急に冷めちゃった」としらけ顔。すると、西野の横に座っていた品川が、「でも大丈夫です。何やったって嫌われんだから」とナイスアシストした。番組後半では、ツイッター炎上事件で今年2月以降、西野と犬猿関係にあった鈴木おさむ(構成作家)が登場。初めて対峙して、和解するというサプライズもあった。しかし、視聴者200人によるアンケート「キングオブ低好感度」で、西野は堂々トップ。“おしゃべりクソ野郎”品川を超えた西野は、嫌われキングの称号を手に入れたといっていいだろう。
●第2位「先が見えないって言われました」(麒麟・川島明/テレビ朝日系列『『ぷっ』すま』11月9日)
既婚者芸人のお宅にお邪魔して、妻の手料理をごちそうしてもらう恒例企画。今回、レギュラーのSMAP・草なぎ剛とユースケ・サンタマリアに、ゲストの麒麟・川島を加えた3人が赴いたのは、かもめんたる宅。結婚2年で、妻が妊娠中の槙尾ユウスケ宅では、ユースケが独身・彼女なしの川島に、「ちょっと前に、結構長めに付きあった人いたろ。なんで結婚しなかったの?」と、ド直球の質問を投げた。答えに窮した川島は、「先が見えないって言われましたね」とリアルな返答。その先は、かなり込み入った話になったようで、カットされた。例の彼女はおそらく、眞鍋かをりと予想される。フラれて以降の川島は、合コンより独りの時間を充実させているそうだ。
●第3位「高校1年生のときに1回だけ、隣のクラスの男の子を好きになった」(かもめんたる・槙尾ユウスケ/日本テレビ系列『ナカイの窓』11月14日)
“コントの達人SP”と題された今週は、メジャーコンテストや名番組で高実績を残した芸人が、SMAP・中居正広とともに円卓を囲んだ。終盤では、『キングオブコント2013』の優勝を機にブレイク中のかもめんたる・槙尾が、趣味が女装であることから、「男性は好きなの?」とズバリ、中居から聞かれた。「興味がないと言ったら嘘になる。背中押されたら、行っちゃうかもしれないですね」と正直に語り、「ちょっと〜」とオネエ口調に激変。「昔そういう時期はあった。男子校だったから、高校1年生のときに1回だけ、隣のクラスの男の子を好きになった」とカミングアウトして、芸人と女性客をドン引きさせた。ちなみに、「一線は超えたことがない」そうだ。(伊藤由華)