内木は2013年11月に行われた「第1回AKB48グループ ドラフト会議」で、チームBIIから2巡目で指名されNMB48に加入。NMB48の最新シングル「床の間正座娘」では、4作ぶり2度目の選抜入りを果たしていた。寺田はチーム8の2代目・長崎県代表メンバーとして16年6月に加入した。
報道をまとめると、内木は「もう22歳。アイドルとしてはお姉さんの方で、でも世間ではまだ22歳なので、一歩外に出て、自分の力で自分の可能性にチャレンジしてみたいなと思いました」と卒業を決めた理由を説明。卒業時期は8月中を予定しているという。
48グループの劇場公演では、連日卒業発表が行われており、この5日間でSTU48の由良朱合と市岡愛弓、SKE48の杉山菜田里と北川綾巴、HKT48の植木南央、そして内木、寺田で計7人が卒業を発表している。
「48グループの運営会社・AKSは、NGT48の一連の騒動をめぐる問題で世間の評価がガタ落ち。今年は毎年恒例の総選挙も開催されず、グループ全体に暗い影を落としている。グループのうち、SKEとNMBはほかの企業に売却。新体制を整え本格的に活動を活性化させようとしていた最中で、SKEにとって、昨年総選挙27位でそこそこ知名度がある北川の卒業は痛手になりそう」(芸能記者)
NGTは暴行事件を受けた山口真帆が卒業後、グループの未来を担うはずの研究生たちが続々と活動辞退を発表。いまだに劇場公演を再開できない状態だ。
「AKSは先日、コーポレートサイトを立ち上げ組織改革を宣言したが、将来的にはAKB以外のグループを他社に売却するという話が浮上。卒業するメンバーたちは、グループの将来性を危惧して見切りを付けたのだろう」(レコード会社関係者)
SKE、NMBに続いて、どのグル−プが売却されるかが注目される。