『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は、NHKの異色コント番組の映画化作品で、11月3日から全国公開。デビュー40周年の郷は主題歌を担当し、さらに本編にも出演。
赤いシャツにオレンジのスーツで登壇した郷は、マイクを持つと、「こんな格好できるのは僕しかいないんで、郷ひろみって言わなくても、きっと皆さんご存じじゃなかったかな」などと告げると、会場からは歓声が。トークでは主題歌を担当したため特別出演となったエピソードを紹介し、「瞬きしている間に終わってしまうくらいに謙虚に言ったのですけど、映画を観たら、本当に瞬きで終わったんです」「せりふは、ジャパン! ジャパン! しか言っていないんですよ」と会場を沸かせた。
また、映画主演は22年ぶりとか? の質問には、「たぶん、それくらいになるんじゃないですかね」と記憶は定かではない様子だが、「僕のことをコメディアンだと思っている人が大勢いたかもしれないので」「歌を歌わないと」などと告げながらスタンバイし、バックダンサー「Beat the MIX」のメンバーを従えて、『笑顔にカンパイ!』を熱唱した。
ほか、舞台あいさつには、映画出演者の篠田麻里子(AKB48・25)、小池徹平(25)、生瀬勝久(51)、沢村一樹(44)、堀内敬子(40)、吉田照幸監督(56)が出席した。(竹内みちまろ)