ミラのサイコスリラーの最新作映画『ブラック・スワン』の劇中に、ナタリー・ポートマンとのレズビアン・セックスシーンがあることが気掛かりだったと語った。
「うちの父親って、その手の映画を観ることを許されてないの。わかってもらいたいんだけどね。まったく禁止なの」「映画の途中で席を立って、どこかに行っちゃった」「私がそうして、って頼んだからね」
またミラは、『ブラック・スワン』のレッスンでバレエのトレーナーからお尻を蹴られたという。
高い評価を受けているこのダーレン・アロノフスキー監督映画でナタリー・ポートマンと共演したミラ、唯一休みを取ることを許された誕生日の1日を除いて、6か月間毎日猛練習をしたという。
「私のバレエインストラクターだったアレクサンドラ・ブラッカーと一緒に、ロサンゼルスにあるバレエスタジオに通っていたの。その時アレクサンドラは20歳だったけど、すでに背中にケガをしているし、肋骨なんかも骨折していたわ」「スタジオでは毎日5時間の練習を始めて、食事も1200カロリーに抑えることを、5、6か月続けたわ。1日だけ自分の誕生日に休暇をもらい、アレクサンドラがルートビアフロートを作ってくれたの」「アレクサンドラは絶対に休憩をくれなかったの。あの子ったらハタチのくせに私のお尻を蹴ったのよ」
ミラは、映画制作の責任と私生活のバランスを取ることに苦労し、トレーニングの為に早起きさせられて、エミー賞に出席することもままならなかったとMTVニュースに話す。
「エミー賞の時、こんなことがあったの。『今日は出来そうにもないわ、エミー賞出席
の為に準備しないと』って、私が言ったら、『大丈夫よ。じゃあ朝の6時に集合しましょう』ってアレクサンドラに言われたの。で、朝6時に行ってダンスを5時間練習して、家に帰ってシャワーを浴びて、それからエミー賞に駆けつけたわけ」
『ブラック・スワン』は全米で本日12月3日より公開開始。日本公開は、2011年春の予定。