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元ちとせ、現在の暮らしを明かす 12年前に奄美に戻る「食べるものも自給自足」島の魅力語る

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國武綾監督、ちゃず、元ちとせ

 歌手の元ちとせが27日、東京都の新宿K's cinemaで行われたドキュメンタリー映画『夫とちょっと離れて島暮らし』の舞台あいさつに登壇した。

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 本作は結婚4年目にして、都会で住みたい夫を東京に残し、奄美群島・加計呂麻島に期間限定で単身移住したイラストレーターのちゃずの日常を追うドキュメンタリー。壇上には奄美出身の元ほか、ちゃず、本作のメガホンを取った國武綾監督も登壇した。

 「ワダツミの木」などのヒットで知られる元は奄美で生まれ、現在も奄美に在住する。壇上に立つと、「12年前に島に戻って、今も島で暮らしています。暮らしながら(島と本土を)行ったり来たりしています」と近況を報告。本作に関しても「知っている風景だらけ」と笑顔で述べ、「人ごとのようにあまり見れなかった。知っている人もいたし」と感想を述べる。

 元は「島ではちとせねえと言われている」と言い、「(島の人たちとは)昔から家族のように接していたし、買い物に行くと今でも捕まります。皆さん本当に気さく。島の魅力は人の温かさ、明るさだと思います」と奄美の魅力を語る。元は「おばあちゃんたちは畑仕事を終えて帰ってきて料理を作る。そのうち、各お家から持ち寄りが出てきて、仕事から帰ってきたお父さんたちと、毎日、ブルーシートを敷いて宴会。それが日常だった。食べるものも自給自足と言いますか、わたしが生まれたところは、車でなかなか買い物に出れないような場所だったので、お肉も、自分たちで捌いたりするんです。なかなか受け入れられない人がいるかもしれないけど、そうして生きてきた」と奄美の日常を話す。

 「わたしは奄美で生まれ育って奄美を知っている。皆さんの目には島がどういう風に見られているのかを、こういう映画を通じて教えてもらうことが多い。この映画に触れられたことは島の人間として良かった」としみじみとコメント。ちゃずも「実家のような匂いがする場所だなって思った」と奄美の印象を紹介。「奄美には歌の文化が結構あるんです。ずっと東京で育ったので最初(いきなり踊ったり歌ったりするのが)恥ずかしかった。そういうのも小さい頃からちとせさんは味わっていたんだなって」と話したが、元はこれに嬉しそうな表情。元は「踊らない人がいると島の人じゃないなって。畑や山から海から、たわいもないものが歌になる。わたしもその文化の中で育って、今、歌の旅をしている」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

映画『夫とちょっと離れて島暮らし』は12月25日より新宿K's cinemaにて2週間限定公開。ほか全国順次公開予定。

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