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コントと映画の良さを掛け合わせることを意図として制作された同作は、エンターテインメント性や物語性などを融合させたコントシネマ。2人は作中で11人の登場人物を演じる。後藤は登場すると、「こんなアホらしい内容を巨大スクリーンで見ること自体がコントだと思ってもらって。巨大スクリーンでこれほどオナラの音が流れる映画はない。アホらしい映画を劇場で見る体験を是非して欲しい」とコメント。
福徳も「映画化は大阪公演が延期になったのが最大の理由」と急遽、本作が作られることになった経緯を紹介。「映画ですからね。どういう感じで見たらいいかわからないと思いますけど、もともと単独ライブがあって、その延長の不思議な世界を見るという感じで見て欲しい。映画なのかコントなのかわからん100分間になっています」と呼びかける。
2人で11役について感想を問われると、後藤は「僕ら2人しか出ていないので、なんとか別人に見えないといけない。『こいつ誰やったやろう』ってならないように気をつけました」と回顧。福徳も「顔が(どの役も)一緒なのが最大の問題。油断して見るとこいつ誰ってなると思います。それぞれの特徴をインプットして見て欲しい」と話す。
また、福徳は「女性役もやっていて、ワンピースを着てるんですけど、ワンピースで外歩くと気持ちいいんです」とも述べ、「(女性役は)最高でした。口紅してマスクつけたら、マスクに付くので女性って大変やなって改めて思ったりしました」と感想を述べていた。
(取材・文:名鹿祥史)