同作は名カメラマンの木村大作氏が映画監督第3作として手がけた時代劇だ。同28日から全国342スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万2000人、興収1億0800万円を記録したのだが…。
「ターゲット層はシニア世代の作品ですが、ほかにターゲット層がかぶる作品もなく、もっと動員できると思っていました。正直、岡田の主演作としてはかなり物足りない数字です」(映画業界関係者)
ここ数年の岡田の主演作では「永遠の0」(13年)が興収87・6億円、「蜩ノ記」(14年)が11・2億円、「海賊とよばれた男」(16年)が23・7億円、「関ヶ原」(17年)が24・0億円をそれぞれ記録。これらの作品で数々の映画賞を受賞していた。
「今や映画業界では『侍や軍人は岡田に頼めば鉄板』と言われている。そんな期待に応えるべく、岡田はフィジカルトレーニング、映画の撮影に必要な殺陣の鍛錬などを欠かさない。しかし、今作でややその評判がダウンしてしまった」(同前)
昨年12月に結婚した妻で女優の宮崎あおいが第1子の出産を控える岡田。
宮崎との新居として、岡田は都内に5億円の豪邸を建てたことも報じられている。
「もともと、岡田は宮崎との不倫交際からスタート。事務所としてもそのイメージをなんとか打ち消したいが、ここに来て“ファン離れ”が起こり映画の動員に響いたのかもしれない」(芸能記者)
初のホラー作品となる主演作「来る」(12月7日公開予定)の公開を控えた岡田だが、とりあえず、「散り椿」の動員が気になって仕方ないはずだ。