これまで宮崎と多部は老舗芸能プロ「ヒラタオフィス」に所属。ともに同社の看板女優として活躍していた。
同誌によると、同社は3月末に新社長が就任。そのタイミングに合わせるかのように、2人は長年、宮崎のマネジャーを務めていた女性が社長に就任した芸能プロ「ヒラタインターナショナル」に移籍してしまったというのだ。
事務所名からして両社は系列で所在地も同じビル内。ところが、仕事の方針はかなり異なっており、特に宮崎は「ヒラタオフィス」の新社長のもとで仕事をすることに拒絶反応を示したという。
その原因となったのが、05年公開の宮崎が主演を務めた映画「NANA」。宮崎はヒロインに共感できず、06年公開の続編への出演を拒否。それでも新社長が出演話を進めようとしたため、何度も対立していたというから穏やかではない。
「宮崎と中島美嘉が主演した第1作は興収40・3億円を記録。ところが、宮崎が演じた役は男にだらしなく、続編では妊娠させられてしまう設定だった。デビュー以来、清純派の役が多かった宮崎だけに、『こんなのは嫌!』と出演を拒否。続編は宮崎の役を市川由衣が務めたが、興収は12・5億円にとどまってしまった」(映画業界関係者)
宮崎と多部が移籍してしまった「ヒラタオフィス」には、20年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主演に決定した長谷川博己や松岡茉優らが所属しているが、2人の移籍はかなりの痛手のはず。
宮崎は昨年末にV6の岡田准一と結婚したが、仕事の環境も変え公私ともに充実しているに違いない。