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武藤敬司BATT vs. 蝶野正洋TEAM2000、プロレスリング・マスターズ2.15後楽園で実現!

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武藤敬司、蝶野正洋

 WRESTLE-1の武藤敬司がプロデュースする『プロレスリング・マスターズ』2.15後楽園ホール大会の発表会見が20日、東京・銀座のARISTRIST LOUNGE GINZA 3で行われた。

 今回は今年2月にマスターズで復活したTEAM2000と、8月に復活したBATTの対決が目玉となる。対戦カードは発表されず、武藤がBATTを、蝶野正洋がTEAM2000を率いて、スペシャル8人タッグマッチを行うことしか明らかにされていない。ただし、両選手ともに現在試合ができないため、2人が選抜したメンバーによる対抗戦になるとのことだ。

 ちなみに8月大会で「来年も集まろう」と、来年の開催とBATTの再結集をアピールした馳浩衆院議員は、国会の会期中で今回は出場しない。武藤は「前回出なかったメンバーを呼ぶ」としているが、もともとBATTは構成員が多くないので絞られてくる。正式なメンバーで前回大会に出場しなかったのは、アントニオ猪木氏の引退試合の相手を務め、PRIDEなど総合格闘技でも活躍したドン・フライだけなのだ。フライが参戦するとなればかなり話題になるが、フライはTEAM2000にも在籍している。フライの動向は注目すべきポイントかもしれない。

 蝶野は「TEAM2000は出入りが激しかった」と話していたが、その分、TEAM2000のメンバーは豊富。現在も現役を続けている選手も多い。前回は天山広吉&ヒロ斎藤&AKIRA、そしてスーパーJ(nWoスティング)が久々に来日し、話題となった。前回欠場した小島聡をはじめ、スコット・ノートン、金本浩二など入れ替わるメンバーを想像するだけでも当時の記憶が蘇ってくる。大仁田厚もTEAM2000として活動していた時期があった。またスポーツ選手やミュージシャンなどプロレス界以外の人物をメンバーに入れ、蝶野はTEAM2000というユニットを世間に向けて発信していった。現在バラエティやCMなどでお茶の間に登場する機会が増えている蝶野だが、この頃に打った布石が現在につながっているのだろう。

 「Tシャツ作るだろ?そういうところから負けたくない」という武藤に対して、当時からアパレルに進出している蝶野は余裕の表情。既に他のカードも決まっているようで、蝶野は「凄いカードいっぱいあるよ」と笑った。

 来年は2人にとってデビュー35周年ということもあり、来年の春あたりに武藤が復帰してからは何かしらの動きがあるかもしれない。既に4月にはグレート・ムタのアメリカマット参戦が決まっているという。BATTは新日本と全日本、そしてみちのくプロレスなどを股にかけた超党派ユニットだったことから、BATTとTEAM2000はほとんど絡んでいない。時空を超えて、ありそうでなかったものが見られるのもマスターズの大きな楽しみである。

取材・文 / どら増田、萩原孝弘
写真 / 舩橋諄

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