石井は高校卒業採用枠がある吉本に「スポーツ推薦」で来年4月から入社することになった。3年契約で野球評論家と二足のわらじをはく。
「女房の木佐彩子は『エイジス』という個人事務所所属。そのため、石井も同じ事務所に入るとみられていた。だが、以前からタレント契約していた吉本に“再就職”とは意外な選択。西武関係者や、かつて所属していたヤクルト関係者も驚いています」(スポーツ紙記者)
ただ、これまで2億円もあった年収が「300万円」に下がる。
「テレビ局やスポーツ紙との契約で、なんとか1000万円台には持っていきたいようです」(吉本興業関係者)
それにしても、なぜ吉本は石井を採ったのか。それはスポーツ・文化人・女子アナのスカウト業務を担当させるためとみてよかろう。石井は米ドジャースやメッツなどを渡り歩き、米国野球事情にも詳しく、メリットは少なくない。
「表向きは『広報部社員』になるとみられるが“裏の顔”としてスカウト業務をこなすことになる。吉本にはひな壇芸人は腐るほどいるが、スポーツ選手や文化人は極めて少ない。そこで、石井と木佐の豊富な人脈を使って独立をしようとしているスポーツ・文化人や女子アナに接触。契約に持ち込み、人数を増やして行こうという方針でしょう」(前出・吉本興業関係者)
たしかに文化人は少ない。勝谷誠彦、森田正光、松沢成文(参院議員)、白石真澄、田中美絵子(元衆院議員)ぐらいだ。
また、木佐はラウンドリポーターを経験しているため宮里藍、上原彩子ら女子プロゴルファーの知人も多い。そこで、話題の美人女子プロゴルファーとの契約も可能だ。
ただ、気まぐれな石井だから、突然、吉本を辞めると言い出しかねない。石井採用は吉と出るか凶と出るか。