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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/10阪神・9/11中山)

 今週デビューの注目馬は、9月10日(土)阪神第6R 芝1400m戦に出走予定のリージェンツパーク。馬名の由来は「3万本のバラが咲く、ロンドンの王立公園。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2014年4月21日生。栗東・湯窪幸雄厩舎。父キングズベスト、母ロージーミスト、母父サンデーサイレンス。生産は浦河町・杵臼牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1800万円。半兄には10年朝日杯FS(GI)や11年NHKマイルC(GI)を制したグランプリボス(父サクラバクシンオー)がいる。本馬は深い胸前にしっかりとした頸差しと前躯は牝馬らしからぬ逞しさ。腹袋もしっかりとしており内臓面も強そう。トモにも良質な筋肉を付けている。追い切りの動きから使われながらのタイプかもしれないが素質は高そうだ。なお、鞍上には中谷雄太騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、9月11日(日)中山第5R芝2000m戦に出走予定のダンスウィズユー。馬名の由来は「あなたと踊りましょう。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2014年4月23日生。美浦・木村哲也厩舎。父シンボリクリスエス、母ステイウィズユー、母父ステイゴールド。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額1600万円。伯母には01年関東オークス(GIII)(当時)を勝ったマイニングレディ(父マイニング)や、半兄には15年京成杯(GIII)で2着に入ったブラックバゴ(父バゴ)がいる。本馬はすらっとした脚長で、如何にも長めの距離が合いそうな胴長の造りではあるが全体のバランスは良い。特に上腕の筋肉は素晴らしく、牡馬にも見劣りしない。飛びが大きいためビュッとキレるタイプではなく、長く良い脚を使うタイプだろう。なお、鞍上には柴山雄一騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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